カステル・ミラージュ -消えない蜃気楼-
『カステル・ミラージュ』 -消えない蜃気楼-(カステル・ミラージュ きえないしんきろう)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。宙組[1][2][3]公演。形式名は「ミュージカル[1][2][3]」。17場[1][2][3]。
作・演出は小池修一郎[4][2][3]。宝塚・東京における本公演と全国ツアーの併演作品は『ダンシング・スピリット![4][2][3]』。
公演期間と公演場所
- 2001年11月16日 - 12月25日(新人公演:12月4日) 宝塚大劇場[1][4]
- 2002年2月16日 - 3月24日(新人公演:2月26日) 東京宝塚劇場[2]
- 2002年4月27日 - 5月19日 全国ツアー[3]
全国ツアーの日程
- 4月27日・4月28日 広島郵便貯金会館[3]
- 4月29日 徳山市文化会館[3]
- 5月1日 九州厚生年金会館[3]
- 5月3日 - 5月7日 福岡市民会館[3]
- 5月9日 鳥取県立県民文化会館[3]
- 5月11日 守山市民ホール[3]
- 5月12日 ひこね市文化プラザ[3]
- 5月14日・5月15日 静岡市民文化会館[3]
- 5月16日 沼津市民文化センター[3]
- 5月18日・5月19日 神奈川県民ホール[3]
解説
※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[5]参考。
ニューヨークマフィアのレオナードは、新聞王のリチャードのパーティで幼馴染のエヴァに再会、二人は互いに惹かれ惹かれ合うようになる。レオナードは砂漠に豪華ホテルを建てる夢を、エヴァと共に実現しようとするが・・・。現在、カジノやホテルの街・ラスベガス。人気のない砂漠の村に、蜃気楼の宮殿(カステル・ミラージュ)ならぬ夢の街を作り出した男の愛と野望の物語を、スイングジャズに乗せて綴ったミュージカル。
スタッフ
※氏名の後ろに「宝塚[4]」「東京[2]」「全国[3]」の文字がなければ全劇場共通。「全国」とは全国ツアーのことである。
- 作曲・編曲:吉田優子/甲斐正人
- 音楽指揮:佐々田愛一郎(宝塚)、清川知己(東京)
- 録音音楽指揮:佐々田愛一郎(全国)
- 振付:前田清実/御織ゆみ乃/金森穣
- 装置:大橋泰弘
- 衣装:有村淳
- 照明:勝柴次朗(宝塚・東京)、株式会社ハートス(全国)
- 歌唱指導:楊淑美
- 音響:加門清邦
- 小道具:伊集院撤也
- 効果:扇野信夫(宝塚・全国)、関根海里(東京)
- 演出助手:植田景子
- 振付助手:田井中智子
- 装置助手:國包洋子
- 舞台進行:森田智広(宝塚・東京)、山崎芳雄(全国)
- 舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
- 演奏:宝塚歌劇オーケストラ(宝塚)
- 録音演奏:宝塚歌劇オーケストラ(全国)
- 演奏コーディネート:株式会社内藤音楽事務所(東京)
- 制作:北野靖/木村康久
- 演出担当(新人公演):植田景子
特別出演
※氏名の後ろの()は2001、2002年当時の所属組。
宝塚の本公演
全国ツアー
全国ツアーにおける休演者
主な配役
※氏名の後ろに「宝塚」「東京」「全国」の文字がなければ全劇場共通。「全国」とは全国ツアーのことである。
- レオナード・ルビー - 和央ようか
- エヴァ=マリー - 花總まり
- リチャード・テイラー - 湖月わたる(宝塚)、樹里咲穂(東京)、久遠麻耶(全国)
- アントニオ - 伊織直加(宝塚・東京)、磯野千尋(全国)
- フランク - 成瀬こうき(宝塚・東京)、寿つかさ(全国)
- ジョー・ガーナー - 水夏希
- パティ - 彩乃かなみ
- クラディオ・ディ・ステファーノ - 大峯麻友
- ジュリエッタ - 陵あきの(宝塚・東京)、出雲綾(全国)
- レオナード - 椿火呂花
- エヴァ=マリー - 彩乃かなみ
- リチャード - 遼河はるひ
- アントニオ - 夢大輝
- フランク - 速水リキ
- ジョー - 華宮あいり
- パティ - 美羽あさひ
- ステファーノ公爵 - 苑みかげ
- ジュリエッタ - ふづき美世
脚注
参考文献
- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 編集:山本久美子・西村房代・須藤晃代、編集補助:松岡幸子・浜田聖子・松本恵美・加藤貴子、編集協力:坂島和歌子・松川咲絵・浜本ひろ美・浅野千佳子・川口桂、執筆:三宅顕人(小林一三、ならびに劇場解説)、監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。