アイコ・アイコ

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アイコ・アイコ」(Iko Iko)は、アメリカ合衆国ニューオーリンズの代表的なフォークソング1965年ディキシー・カップスによって歌われ有名になった。

原曲はジェイムズ・"シュガー・ボーイ"・クロフォードの「Jock-A-Mo」。1954年チェッカー・レコードより発表された。この歌はニューオーリンズのマルディグラ・インディアンを題材にしたもので、マルディグラ謝肉祭の最終日)にインディアンの扮装をしたグループ同士がぶつかり合う様子が歌われている。コーラス部分の歌詞は、マルディグラ・インディアンのチャントを引用している。

この曲は現在まで多くのアーティストによってカバーされている。よく知られているのは、セカンド・ライン・リズムが強調されたドクター・ジョンによるバージョン(1972年のアルバム『ガンボ』収録)、第61回アカデミー賞で作品・監督・主演・脚本賞を受賞した1988年の映画『レインマン』のオープニングで使われたベル・スターズの歌ったバージョンなどである。また、マルディグラ・インディアンのグループによるものとしては、ワイルド・マグノリアスのバージョンがよく知られている。

日本では、ホンダ・ステップワゴン(3代目前期型。2005年-2007年)のテレビCMに使用されていた。このバージョンはCM用オリジナル録音であり、アーティスト名は公開されていないが、雰囲気はディキシー・カップスに近いものとなっている。

シンディ・ローパーが2枚目のアルバム『トゥルー・カラーズ』でカバーしている。

パプアニューギニア出身のレゲエ歌手ジャスティン・ウェリントン英語版ソロモン諸島出身のレゲエ・デュオ「スモール・・ジャムドイツ語版」とともに2017年にリリースしたカバー曲「Iko Iko (My Bestie)」は、TikTokを通じてヨーロッパ中で人気となり、フランスではiTunesの1位となった[1]

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