XOOPS

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XOOPS
XOOPS ロゴ.jpeg
Psxoops.jpg
最新版 2.5.6[1] / 2013年4月28日
プログラミング言語 PHP
対応OS クロスプラットフォーム
種別 Webアプリケーションフレームワーク, CMS, ブログ
ライセンス GPL
公式サイト http://www.xoops.org/
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XOOPS(ズープス) は コンテンツマネージメントシステム(CMS)、PHPで記載されている。ユーザーはWebサイトを多数のモジュールとテーマを用いて構築・更新する。 XOOPS はGPLに基づいて無償で公開されており、修正・再配布する事ができる。

概要[編集]

XOOPS は"eXtensible Object Oriented Portal System"を略している。ポータルシステムとして開始したが、現在はWebアプリケーションプラットフォームとして発達している。モジュールをインストールする事で、小規模から大規模までの様々なWebサイトの構築に使用できる。例えば、小規模なXOOPS利用として個人的なブログを生成できる。これは詳述し、カスタマイズすることができる。更にモジュールを追加する事で、ニュース・フォーラム(掲示板)・ダウンロードなどの様々なコンテンツをユーザが追加する事ができる。常に更新・改善する事ができる。[2] 世界中でXOOPSの利用があり、多くの言語でXOOPSの書籍も出ている。[3]

歴史[編集]

賞・認知・業績[編集]

XOOPS は多数の賞・認知を受けている。 SourceForge.net's 2006 Community Choice Awards のデベロッパーカテゴリーでFirst Runner-Upの地位を得ている。 eWeekによるテストのためのオープンソース CMSとしての評判のために選ばれている。 ドイツの Chip Magazineで2008年に賞を受けている。 Adobe Edge MagazineのCMSトップ3に挙げられている。 ONDDで医学プロジェッショナルのトップオープンソースCMSの一つに挙げられている。 2009 Grand Prize in OSS Challenge in Koreaを受け取る。 2008年 China-Japan-Korea Open Source Software Contest Award を受賞。 Packt 出版によって組織されたOpen Source CMS Awards のトップ5のCMSとしてあげられる。[10] 2009 Best Overall CMS Award category のトップ5ファイリストに選ばれる。[11] XOOPS 創始者であるOnokazu氏、および開発リーダーであるTaiwen Jiangは、2008年2009年のPackt awardsで"Open Source CMS Most Valued People"に選出されている。

特徴[編集]

コミュニティ
XOOPS は GNU General Public License (GPL) の条件下で公開されており、XOOPSの成長・発展は世界的なコミュニティ努力の貢献に依存する。
データベース
XOOPS は データベース (主に MySQL) を用いてデータを格納し、WebベースのCMSを実行する。
先進のアクセスコントロールレイヤー
管理者は編集・削除・アップロードのような操作、ユーザーやグループに対し特定のアクセス権を許諾する事ができる。
モジュール化
管理システムからモジュールをインストール・アンインストール・有効化・無効化し、使用する事ができる。
モジュールを使用
XOOPSは許可・コメント・通知・ブロック機能のようなモジュールにより用いる、いくつかの主な特徴を備える。
個人化
管理者は特定の許可をユーザーやアクセス、またウェブサイトにある個々の要素に設定する能力がある。
ユーザ管理
ユーザ検索、テンプレート・ベースのE-mailおよびプライベートメッセージによるメッセージ発信。
多国語サポート
XOOPSのコミュニティは、世界中に公式サイトがある。さらに、XOOPS自体はマルチ・バイト文字セットを支える。これには日本語が含まれる。
テーマベースのスキンを変更できるインターフェース
XOOPSはページ表示にテーマを使用する。 管理者・ユーザはテーマを選択し、Webサイトの表示を変更する事ができる。
テンプレート
XOOPSはロジック間の簡素化やキャッシュ機能のため、Smartyをテンプレートエンジンとして使用する。
LDAP認証を備える。
SEOアドオン
検索エンジンによるWebサイトのインデックス化を容易にするために、いくつかのXOOPSモジュールはMETAタグ・titleタグとrewriteを用いた特徴を含む。 しかし、XOOPSはユーザにURLの完全な制御をしない。

動作環境[編集]

XOOPS 2.5.6現在での動作環境は下記の通り。[1]

インストール[編集]

XOOPS 2.3より、デフォルト文字コードがUTF-8になっている。[6]XOOPS 2.3 以降向けのモジュールではMySQLでUTF-8の決め打ちをしているケースも出ており、古いバージョンのMySQLでは動作しない場合が生じ始めている。モジュールは外見的にはXOOPS 2.0を継承しており、XOOPS 2.0のモジュールも多くは動作可能であるが、ベータ公開されていたXOOPS 2.2も対応されている。

バージョン[編集]

XOOPS ProjectではXOOPS 2.0 系とは別に、機能拡張のためベータとして XOOPS 2.2 が開発された。[5]その後、XOOPS 2.0 のモジュール動作を可能にさせると共に XOOPS 2.2 の機能追加にも対応させた XOOPS 2.3 が公開された。[6]その後、管理画面を一新させる等、機能を一新させた XOOPS 2.4 が後に公開され、[7]更に一部管理機能にAjaxを採用して操作性を向上された XOOPS 2.5 が公開された。[9]

XOOPS 2.0[編集]

特にXOOPSを普及させる要因となったXOOPS 2.0は汎用CMSとして世界中で幅広く利用された事からモジュールも多く公開されている。しかし、日本サポートの分離から日本ではXOOPS 2.0.x JPという独自バージョンが発生する。これが後にXOOPS Cube Legacyへの開発・公開へとなっている。

その他、現在でもXOOPS 2.0をXOOPS CubeやXOOPS Projectとは別に独自でサポートする動きがあったが、現在はサポート・配布が停止されている。

日本の動き[編集]

XOOPS ProjectによってXOOPSが引き続き製作・公開されている。日本では日本サポートが派生しXOOPS Cubeを立ち上げたため、XOOPS Cubeの方が知名度が高いが、海外ではXOOPSの利用者が多い。[要出典]XOOPS Projectでは「XOOPS」という名前を継続使用しているが、XOOPS Cubeとの分離直後からロゴを一新させている。

XOOPSの日本語版対応はXOOPS Cube分離後、公式にしばらく行われていなかったが、しばらく個人やグループで日本語言語ファイルを公開する動きがあった。その後、XOOPS Project 公認による XOOPS 日本語サポート が別途立ち上がり、2.4〜2.5 をサポートした。XOOPS 日本語サポート は現在閉鎖し、公式な日本語サポートを行うサイトは、再度失われた状況となっている。

その他 XOOPS に関連する動き[編集]

XOOPS 年表

XOOPSから派生しているCMSは数多い。[4]

  • XOOPS Cube Legacy
  • XOOPS JPEx - XOOPS Cube が独自サポートした XOOPS 2.0JP をベースにセキュリティサポートしたバージョン
  • TOKYOPen - XOOPS Cube Legacy からの派生
  • ImpressCMS
  • NetCommons - 1.x系はXOOPSをベースに開発された。

XOOPSも元はPHP-Nukeからの派生であるが、ソースコードはほぼ独自のものになっている。[12]

2010年11月、本家XOOPSプロジェクトからXOOPS Cubeに対してプロジェクト統合の働きかけが行われている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b XOOPS 2.5.6 Final Released”. XOOPS. 2013年11月8日閲覧。
  2. ^ Spick, Goeff. “Latest XOOPS Web CMS Release Bolsters Admin Usability”. CMS Wire. 2009年10月27日閲覧。
  3. ^ XOOPS Books”. XOOPS. 2008年11月17日閲覧。
  4. ^ a b XOOPS年表 XGUJ
  5. ^ a b XOOPS 2.2 Released
  6. ^ a b c XOOPS 2.30 Final Is Released
  7. ^ a b XOOPS 2.4.0 FINAL Is Released
  8. ^ XOOPS Japanese Support is online
  9. ^ a b XOOPS 2.5.0 Final Released
  10. ^ Johnston, Mike. “2008 Open Source CMS Award Finalists Announced”. CMS Critic. 2009年1月24日閲覧。
  11. ^ Ruby, Bryan. “Finalists in Packt's 2009 Open Source CMS Award announced”. CMS Report. 2009年9月22日閲覧。
  12. ^ XoopsとPHP-Nukeの関係は?

外部リンク[編集]