Speed (Kenの曲)
「Speed」 | ||||||||||
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Ken の シングル | ||||||||||
初出アルバム『IN PHYSICAL』 | ||||||||||
A面 | Speed | |||||||||
B面 |
Empty Rooms The Shadow of Your Smile | |||||||||
リリース | ||||||||||
規格 | マキシシングル | |||||||||
ジャンル | ロック | |||||||||
時間 | ||||||||||
レーベル | Danger Crue Records | |||||||||
作詞・作曲 | Ken | |||||||||
プロデュース | Ken | |||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||
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Ken シングル 年表 | ||||||||||
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「Speed」(スピード)は、日本のロックバンド・L'Arc〜en〜Cielのギタリスト、Kenの1枚目のシングル。2006年8月23日発売。発売元はDanger Crue Records。
解説
ロックバンド・L'Arc〜en〜Cielのギタリスト、kenの単独名義でリリースした初のソロ名義のシングル。
L'Arc〜en〜Cielや2002年から活動を開始したロックバンド、SONS OF ALL PUSSYSとして活動を行ってきたKenにとって、バンド以外で初の単独名義でリリースとなった。ちなみに当初、KenはSONS OF ALL PUSSYSを2006年から再始動することを検討していたが、結果的にソロ名義でリリースすることとなった。
SONS OF ALL PUSSYSの活動を再始動しなかった理由について、本作発売当時のインタビューにてKenは「2005年末のSONS OF ALL PUSSYSのリハのとき、なんかもっと歌詞を伝えるようになりたいなぁ、なんてことを思いつつ。で、それは"とにかくYeah!"って言ってるっていうものとはちょっと違うじゃないですか、歌詞を伝えることと。そんな気分になってるんだよねって話はメンバーに伝えて。その後、しばらくそのままの状態だったのかな。で、年が明けてからも、SONS OF ALL PUSSYSっぽい曲がなかなかできないねぇ…みたいな感じで。そうこうしてる間も、メンバーそれぞれがチョコチョコ忙しくしてたっていうのもあって、なんとなくSONS OF ALL PUSSYSは離陸せずに今に至るって感じかな[1]」と述べている。また、ソロ名義での活動に考えが向かっていった経緯について、Kenは「2月ごろになってから"なんか、ライヴやりたいなぁ"と思うようになってね。けど、それはバンドじゃなくて、ピアノとギターだけとか[1]」「L'Arc〜en〜Cielのライヴで秦野(猛行)さんがずっとキーボードを弾いてくれてるでしょ。で、ライヴツアー「AWAKE TOUR 2005」のときの秦野さんのインプロビゼーションとかも、本当に素晴らしいなと思ってたから、一緒になんかできたらいいなと思ってた[1]」と語っている。
表題曲「Speed」は、L'Arc〜en〜Cielが2005年に開催したライヴツアー「ASIALIVE 2005」の後のオフ期間にデモが制作されていた楽曲である。Ken曰く「ツアーが終わって、"毎月1曲作曲するぞ月間"を作ったんだけど、2ヵ月で挫折したシリーズの1曲[2]」だという。そのため、この曲はソロ名義で発表するつもりで作ったわけではなく、Kenは「(ツアーの後)休憩してる中で、ゆっくり音楽をやりたいなと。で、そのときにあった曲が「Speed」で、その時の自分のモードと合ってたんだよね[2]」と述べている。ソロ名義でこの曲を発表することとなった経緯について、Kenは「L'Arc〜en〜CielとかSONS OF ALL PUSSYSとかソロとか考えずに作曲してるとこからいつの間にか…なんですよね。で、そうやって作曲したものを聞いてるうち、この曲はこういうドラマーの方にたたいてほしいな、とかっていうことを考えたりしていて。だから、曲が先にあって、それを作品として出そうっていうことの延長線上にソロがあった、っていう感じなんですよね[3]」と述べている。余談だが、Kenの言う"毎月1曲作曲するぞ月間"で作曲されたもう1曲は、L'Arc〜en〜Cielとして2007年に発表したアルバム『KISS』に収録されている「ALONE EN LA VIDA」だという[2]。
カップリングには、ゲイリー・ムーアの楽曲「エンプティ・ルーム」と、1965年に公開されたアメリカ映画『いそしぎ』のテーマソング「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」のカバーが収録されている。
「エンプティ・ルーム」をカバーした理由について、Kenは「ゲイリー・ムーアのカバーをライヴでやってみたら楽しいんじゃないかな、なんて考えてた[1]」と述べている。ソロ名義の活動を始めるきっかけとも言えるカバーとなっており、Kenは「実は前からカバーしたいと思ってたんだよ。SONS OF ALL PUSSYSでも"ゲイリー・ムーアの「エンプティ・ルーム」を演りたい"って、何回か言ってたんだけど、たぶん冗談だと思われたんだろうと思う(笑)[1]」「そもそも「エンプティ・ルーム」をライヴでやりたいから、レコーディングしたい。けどカバーだけだとおかしいかなと思って、タイトル曲を自分の曲にっていう順番だから[4]」とも語っている。また、「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」をカバーした経緯について、Kenは「何年か前にピアノの譜面を買ったら、たまたまこの曲が入ってたんだよね。弾いてみてカッコいいとおもったから、ずっと練習してたんだよ[4]」と語っている。ちなみに、当初はベートーヴェンの「月光」をギターの多重録音でカバーしようと考えていたという[1]。
CD+DVD盤とCD盤の2形態でリリース。CD+DVD盤に付属するDVDには、表題曲「Speed」のミュージック・ビデオおよびメイキング映像が収録されている。また、両形態ともデジパック仕様となっている。
収録曲
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「Speed」 | Ken | Ken | Ken | |
2. | 「Empty Rooms」 | Neil Carter, Gary Moore | Neil Carter, Gary Moore | Ken | |
3. | 「The Shadow of Your Smile」 | Johnny Mandel | Ken | ||
4. | 「Speed (karaoke)」 | Ken | Ken |
初回生産限定盤DVD
- Speed PV (with E.Piano ver.)
- ディレクター:湯本美谷子
- Speed PV (karaoke)
- Off Shot (15min.)
参加ミュージシャン
- Speed
- Empty Rooms
- 秦野猛行:Programming & Keyboards & Performed
- The Shadow of Your Smile
- Ken:Guitar
- [Produce & Mastering]
- Ken:Produced & Arranged
- 比留間整:Recorded & Mixed
- 小島康太郎:Mastered
収録アルバム
- 『IN PHYSICAL』 (#1)