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志津屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SIZUYAPANから転送)
株式会社志津屋
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
615-0096
京都府京都市右京区山ノ内五反田町35
設立 1951年12月28日
(1948年創業)
業種 食料品
法人番号 4130001000949 ウィキデータを編集
事業内容 パン・サンドウィッチの製造販売並びに飲食店の営業
代表者 代表取締役 堀三津雄
資本金 1億円
売上高 33億円(2018年9月実績)
従業員数 189名
外部リンク https://www.sizuya.co.jp/
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株式会社志津屋(しずや、: Sizuya,Ltd.)は、京都府京都市右京区に本社を置く日本製パン会社である。

「京都市民に愛されるベーカリー」[1]、「あの有名な老舗ベーカリー」[2]と称される。

概要

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志津屋の店舗の一例(コトチカ山科店、写真右側)

1948年に創業[3][4]。社名は創業者の妻の名前「志津子」から採られている[3]

京都の市民にパンを提供し続けてきた志津屋は上記のように「京都市民に愛される」と称されるほか、販売されるパンは「京都のソウルフード」とも呼ばれる[4]。志津屋全店で1日に1万2000人の利用客がある[3]

カルネ、ビーフカツサンドが人気である[3][4]

カルネ
初代社長らがドイツへ視察に行き、早朝のミュンヘン中央駅構内でカイザーゼンメルを用いたサンドイッチと出会ったことから産まれた[4]
最も人気があり、全店で1日に5000個から6000個販売される[3]
船越英一郎が著書『船越英一郎の京都案内』で紹介している[5]
元祖ビーフカツサンド
ビーフカツを、焼いて特製ソースを塗ったパンではさむ[3]
「驚異のカツサンド」と称されたことがある[6]

沿革

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京都市内を中心に合計22店舗のチェーン店を展開している(大阪府に1店舗)[7]

出典

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  1. ^ a b 『語れる ニッポンの旅みやげ』交通新聞社、2016年、121頁。ISBN 978-4330646169 
  2. ^ a b 『散歩の達人 京都』交通新聞社、2017年、111頁。ISBN 978-4330792170 
  3. ^ a b c d e f 「志津屋」の2大名物、カルネ&元祖ビーフカツサンド”. ことりっぷ (2017年7月13日). 2017年12月6日閲覧。
  4. ^ a b c d 京都人がこよなく愛するパンを味わおう!京都市右京区の「志津屋(しづや)本店」”. GOTRIP! (2017年8月13日). 2017年12月6日閲覧。
  5. ^ 船越英一郎『船越英一郎の京都案内』マガジンハウス、2011年、[要ページ番号]頁。ISBN 9784838723355 
  6. ^ 「京都人の大好物」『文藝春秋』第86巻、第5号、文藝春秋社、2008年、80頁。 
  7. ^ a b c d 沿革”. 志津屋. 2017年12月6日閲覧。
  8. ^ 地下鉄駅構内に老舗パン店「志津屋」-烏丸御池駅・四条駅で 烏丸経済新聞 2009年2月20日、2017年12月8日閲覧。
  9. ^ 婦人畫報』 2017年2月号、ハースト婦人画報社、143頁。 

外部リンク

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