NTFS-3G

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NTFS-3G
開発元 Tuxera Inc.
最新版 2012.1.15 / 2012年1月22日(2年前) (2012-01-22
プログラミング言語 C言語
対応OS Unix系, Haiku
種別 ファイルシステムドライバ
ライセンス デュアルライセンス GPL/プロプライエタリ
公式サイト NTFS-3G at Tuxera
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NTFS-3Gは、WindowsNTFSというファイルシステムの読み書きをサポートしたオープンソースクロスプラットフォーム実装である。NTFS-3GはFUSEファイルシステムインタフェースを使っているため、様々なオペレーティングシステム (OS) 上で修正することなく動作可能である。動作が報告されているOSとしては、LinuxMac OS XFreeBSDNetBSDSolarisBeOSHaiku がある。ライセンス条件はGNU General Public Licenseと商用ライセンスのデュアルライセンスになっている。ntfsmountからのフォークであり、現在も開発および保守が活発に行われている。

NTFS-3GはLinux NTFS開発者の1人Szabolcs Szakacsits (ˈsɒbolt͡ʃ ˈsɒkɒt͡ʃit͡ʃ) が2006年6月に開発した。最初の安定版 1.0 は2007年2月21日にリリースとなっている。

機能[編集]

NTFS-3Gはファイルを書くための全ての操作をサポートしている。NTFSパーティション上で任意の大きさのファイルを作成し、更新し、改名し、移動し、削除することができる。透過的な圧縮と暗号化はまだ不完全で、読み込みだけが可能である[1]アクセス制御リストファイルパーミッションの更新は可能である[2]。NTFSパーティションはFilesystem in Userspace (FUSE) インタフェースを使ってマウントする。

NTFS-3GはNTFSジャーナリングを部分的にサポートしているだけなので、コンピュータのクラッシュや電源断が発生すると、ファイルシステムが一貫していない状態になってしまう。これが発生したときにはWindowsで立ち上げて、NTFSにジャーナルを再実行させる必要がある。

性能[編集]

ベンチマークによると、NTFS-3Gと他のファイルシステムの性能はほとんど変わらない。

これらの結果を見ると、NTFS-3Gは完全に最適化されているとは言い難い。しかし、組み込みプラットフォームや電子機器メーカー向けの商用高性能バージョンが用意されている[3]

歴史[編集]

  • 2006年10月31日、NTFS-3Gは Linux NTFSプロジェクトから独立した。
  • 2007年2月21日、Szabolcs Szakacsitsは「最初のオープンソースでフリーで安定した読み書き可能なNTFSドライバ NTFS-3G 1.0のリリース」を発表した。
  • 2008年に開発者のSzabolcs SzakacsitsがフィンランドでTuxera Inc.を設立した。2010年10月現在、 TuxeraがNTFS-3Gの開発・オープンソース版の保守・商用ライセンス供与を行っている。
  • 2011年4月12日、NtfsprogsプロジェクトがNTFS-3Gに合流した。

脚注・出典[編集]

外部リンク[編集]