Heroku
Heroku(へろく)は2007年創業のアメリカ合衆国の企業[1]。また、同社が開発と運営を行っているPaaSの名称でもある[1]。2010年にはセールスフォース・ドットコムに買収された[1]。
沿革
- 2007年創業。創業時のメンバーはジェームス・リンデンバウム、アダム・ウィギンス、オリオン・ヘンリー。
- 2010年8月、セールスフォース・ドットコムに買収される。
- 2011年7月、Ruby開発者のまつもとゆきひろをRubyのチーフアーキテクトとして迎えた。
- 同月、Node.jsとClojureのサポートを始めた。
- 2011年10月にはFacebookが合同でHeroku for Facebookを発表。
PaaSの環境
ベースとなるOSはDebian、もしくはDebianをベースに開発されたUbuntuである。
初期はRubyによるウェブアプリケーションフレームワークRuby on Railsのみのサポートであったが、Java、Node.js、Scala、Clojure、Python、PHPなど複数のプログラミング言語をサポートするようになった。
データベースはPostgreSQL、MySQL、Cloudant、Couchbase Server、MongoDB、Redisをサポートしている。
Heroku DNS Serverで実行されるアプリケーションは、FQDNが「アプリケーション名.herokuapp.com」となる。
競合サービス
脚注
出典
- ^ a b c 金子拓郎/TECH.ASCII.jp (2010年12月10日). “セールスフォースのPaaS、Heroku買収でRubyに対応”. ASCII.jp. 2013年2月28日閲覧。
外部リンク
- Heroku公式サイト (英語)