63ビル
座標: 北緯37度31分11.24秒 東経126度56分25.11秒 / 北緯37.5197889度 東経126.9403083度
63ビル | |
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63ビル | |
各種表記 | |
ハングル: | 63빌딩 |
発音: | ユクサムビルディン |
英語表記: | 63 Building |
63ビル(ユクサムビル)は、韓国ソウル特別市永登浦区・汝矣島(ヨイド)にある、地上60階地下3階からなる超高層ビル。高さは地上249m(海抜264m)。陽光に輝く様子からゴールデンタワーとも呼ばれる。
概要
「大韓生命63ビル」の名称で1980年に着工。1985年に完成し、それまで8年間アジア一高いビルであった日本のサンシャイン60(高さ239.7m、地上60階)を抜き、1986年にシンガポールにOUBセンターが完成するまで数ヶ月間、アジア一高いビルとなった。2002年に大韓生命保険が韓国火薬グループ(ハンファグループ)に買収され[1]、63ビルもハンファグループの所有になった。
ビル全体が金色に見えるのが外観の特徴である。長らく韓国一の高さを誇っていたが、サムスンタワーパレスG棟 (264m) と木洞ハイペリーオン (256m) の建設によって、韓国第3位となった。2011年には北東アジア貿易タワー(305m)が完成し、さらにソウルをはじめ韓国国内では高さ600m級の超高層ビル計画が複数進められているため、韓国きっての超高層ビルという地位は昔のものとなりつつある。
ソウル市内を一望できる展望台「63 SKYDECK」の他、地下に水族館、立体映像が見られるIMAXシアター、フードコートなどがある。
63シーワールド
63シーワールドは、1985年7月27日開館した63ビルにある大型水族館である。総面積1078坪の施設内に、400種類、約2万匹の海洋生物を保有している。ペンギン、しびれうなぎ、ピラニア、ウツボ、カワウソ、マツカサウオ、ワニなどがいる。またタチウオのはく製なども展示してある。
エレベーター
約54m/sの速さをもつエレベーターがあり、地下1階から地上60階まで運行されている。ちなみにこのエレベーターは、民間人に公開利用される韓国のエレベーターのうち最も速いものである。
交通
脚注
- ^ 「韓和の大韓生命買収が確定」 朝鮮日報、2002年9月23日。