1881年全米選手権 (テニス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

1881年に行われた、第1回 全米選手権に関する記事。アメリカロードアイランド州ニューポート・カジノにて開催。

全米選手権の始まり[編集]

  • 1881年の第1回大会は、男子シングルスと男子ダブルスの2部門のみで始まった。1887年から女子シングルス、1889年から女子ダブルスが加わり、混合ダブルスは1892年から公式競技になった。
  • 1881年から1967年まで、全米選手権は各部門が個別の名称を持ち、大会会場も別々のテニスクラブで開かれた。これが他の3つのテニス4大大会と大きく異なる点である。
  • 1881年から1886年までは、男子シングルス・男子ダブルスの2部門がアメリカ・ロードアイランド州「ニューポートカジノ」で実施された。第1回の男子シングルス競技には、24名の選手が参加した。
    • 男子シングルス 名称:全米シングルス選手権(U.S. National Singles Championship
    • 男子ダブルス 名称:全米ダブルス選手権(U.S. National Doubles Championship
  • 競技ルールは、ウィンブルドン選手権に準拠して実施された。ウィンブルドン選手権でも、1883年まではゲームカウント 5-5 になった時に次のゲームで勝敗を決めていたため「6-5」の試合結果が多く見られた。
  • 初期の全米選手権のように、外国人出場者が少なかった時期は、地元アメリカ人選手の国籍表示を省略する。

大会経過[編集]

男子シングルス[編集]

準々決勝

  • リチャード・シアーズ vs. クロフォード・ナイチンゲール 6-3, 6-5
  • エドワード・グレイ 試合なし → 準決勝へ
  • ウィリアム・グリン vs. ウィリアム・ガメル・ジュニア 6-4, 4-6, 6-4
  • ロバート・グールド・ショー vs. ケスラー 6-1, 6-2

準決勝

  • リチャード・シアーズ vs. エドワード・グレイ 6-3, 6-0
  • ウィリアム・グリン vs. ロバート・グールド・ショー 6-2, 6-2

(準決勝までは最大3セット・マッチ)

決勝戦の結果[編集]

  • 男子シングルス:リチャード・シアーズ vs. ウィリアム・グリン 6-0, 6-3, 6-2 [決勝は最大5セット・マッチ]
  • 男子ダブルス:クラレンス・クラーク&フレッド・テーラー vs. アレクサンダー・ヴァン・レンセリア&アーサー・ニューボールド 6-5, 6-4, 6-5

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

  • Roger M. Williams, “The U.S. Open: Game, Set, Unmatched”(全米オープン-ゲーム・セット・試合は続く) Time-Life Books, New York (1997) ISBN 0-7835-5260-2 各部門ごとの開催地について、本書の189ページを参照した。
  • Lance Tingay, “100 Years of Wimbledon”(ウィンブルドンの100年史) Guinness Superlatives Ltd., London (1977) ISBN 0-900424-71-0 初期のテニス競技ルールについて、本書の26ページを参照した。
  • Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3
先代:
1881年ウィンブルドン選手権
テニス4大大会
1881年 - 1882年
次代:
1882年ウィンブルドン選手権
先代:
なし
全米オープンテニス
1881年
次代:
1882年全米選手権 (テニス)