風間一輝

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風間一輝(かざま いっき、1943年 - 1999年11月18日)は、日本小説家満州生まれ。本名、桜井一

1989年ハードボイルド小説「男たちは北へ」でデビュー。酒口風太郎十久尾零児という別名義や、イラストレーターとしては本名でも活動した。好き、自転車好きで知られた。1999年11月18日、直腸癌のため死去。第18回日本冒険小説協会全国大会にて"その作品全てに"特別功労賞が贈られた。

「されど卑しき道を」は「暗殺の街」として仲村トオル主演で映画化、「漂泊者」は哀川翔主演でVシネマ化された。

著作[編集]


深志荘[編集]

  • 風間作品に登場する人物の多くが住居、拠点とする池袋のさびれた裏通りにあるボロアパート。

都心で便利なのに家賃は安い。2階建ての計10部屋でトイレは共同。おそらく風呂はない。 「しんしそう」という名前だが、住人たちは紳士からはほど遠い一癖ある連中ばかり。

  • このアパートの住人で、ある作品で主人公だった人物が別の作品で脇役として出演するといったケースが多く、風間作品のキーとなる存在である。

風間作品の登場人物(作品名)[編集]

  • 桐沢風太郎 売れないグラフィック・デザイナー。自転車好き。アル中。(『男たちは北へ』)
  • 仙波敬介 版の古い百科事典のセールスマン。元高校球児。(『今夜も木枯し』他)
  • 室井辰彦 深志荘101号室の住人。悪徳私立探偵。元ウェルター級プロボクサー。殺人罪で国内外を逃亡中。風間作品の中核を担う人物。(『漂泊者(ながれもの)』他)
  • 滝川直次 表向きはエロ雑誌専門カメラマン。実は詐欺師。(『不器用な愛』他)
  • 烏堂勲 殺し屋。池袋の街外れの借家住まい。表稼業はモデルガンショップの店長。酒は一日一瓶。(『片道切符』)
  • 北岡吾郎 単身赴任中の平凡なサラリーマンだったがチンピラにボーナスを奪われたことをきっかけに山谷の住人となる。特技はサッカーの動きを応用した蹴りと頭突き。アル中。(『地図のない街』)