道明寺粉

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道明寺粉(どうみょうじこ)とは、に浸し蒸したもち米を干して粗めにひいた食品である。

概要[編集]

乾飯煎り種の一種で、大阪府藤井寺市道明寺で最初に作られ、保存食として使われたのが起源とされる。

糯米を水に浸し、吸水した後水を切り、古くは、釜の上にせいろを置いて、下から火をたいて蒸した。その蒸し上がった物を天日にさらして乾燥させて、干し飯(ほしいい・ほしい)として保存した。

乾燥後、粗い方から、全粒、2ツ割れ、3ツ割れ、4ツ割れ、5ツ割れ、の5種類に分類し、用途に応じて使い分ける。5ツ割れよりも小さい(細かい)ものは、色がつかない程度に軽く煎った上で「新引粉(しんびきこ)」として別の食材として利用される。

現在では蒸した糯米を乾燥機で乾燥し、荒く砕いて篩で粒を揃えて製造したものが「道明寺」という商品として一般的に流通している。

用途[編集]

現在での主な用途は、おはぎ、上方風桜餅である。

起源から判るように保存食として用いることも可能だが、現在では「道明寺粉」として売られているものを保存食として用いる例は少ない。

新引粉はおこしの原料や揚げ物の揚げ衣として用いられる。

関連項目[編集]

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