茨城県道311号笠間停車場線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般県道
茨城県道311号標識
茨城県道311号笠間停車場線
総延長 0.236 km
実延長 0.236 km
制定年 1959年10月14日
起点 茨城県笠間市
終点 茨城県笠間市
接続する
主な道路
記法
国道355号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
茨城県道311号笠間停車場線
笠間市笠間字稲荷町(2014年5月)

茨城県道311号笠間停車場線(いばらきけんどう311ごう かさまていしゃじょうせん)は、茨城県笠間市内を通る県道で、東日本旅客鉄道(JR東日本)水戸線笠間駅と接続するための道路である。

概要[編集]

JR笠間駅と国道355号を南北に結ぶ一般県道である。笠間市笠間字稲荷町内で完結する短い路線で、笠間駅の玄関口となる道路である。

路線データ[編集]

歴史[編集]

1959年昭和34年)10月14日、新たな県道として笠間市笠間町の笠間停車場を起点とし、二級国道前橋水戸線(旧国道50号)交点を終点とする区間を本路線とする県道笠間停車場線として茨城県が県道路線認定した。 1995年平成7年)に整理番号311となり現在に至る。

年表[編集]

  • 1889年明治22年)1月16日:笠間駅が開業する。
  • 1923年大正12年)4月1日:現在の路線の前身である笠間停車場線が路線認定される。[2]
  • 1959年昭和34年)10月14日
    笠間停車場線(旧道)が路線認定される[3]。道路の区域は、笠間市笠間町の笠間停車場から笠間市笠間町の二級国道前橋水戸線交点までと決定された[4]。この旧道は現道の東側に並行する道(笠間駅前 - 高橋町交差点)であった。
  • 1972年(昭和47年)10月12日新道の開通により、笠間市笠間字下市毛(笠間駅前) - 同字荒井(高橋町交差点)の旧道ルート(1.406 km)から、現在の笠間市笠間字来栖(笠間駅前) - 同字荒町(荒町角交差点)のルート(1.345 km)に変更される[5]
  • 1995年平成7年)3月30日:整理番号175から現在の番号(整理番号311)に変更される[6]
  • 2001年(平成13年)3月1日:笠間市大字笠間(稲荷町 - 荒町角)の区間が、通行する車両の最大重量限度25トンの道路に指定される[7]

路線状況[編集]

笠間駅前のロータリーから北にまっすぐ伸びる2車線(片側1車線)の道路で、まっすぐ進めば国道355号に変わり国道50号まで通じる街路である都市計画道路 笠間停車場寺崎線の一部区間に相当する[8]。道路の特徴として、両側歩道が石のブロック舗装、路側帯に至っては笠間市の特産である御影石で舗装されるといった凝った舗装仕様となっており、街路樹も植えられて美観が行き届いている。

地理[編集]

笠間盆地の平坦な地形で、笠間駅前の住宅街の中に道路がある。

通過する自治体[編集]

沿線[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 18
  2. ^ 茨城県報 第千八十七号 大正十二年四月十六日 - 茨城県告示第百九十四号より
  3. ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
  4. ^ 道路の区域決定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百三号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
  5. ^ 道路の区域変更・道路の供用開始(昭和47年10月12日 茨城県告示第1006・1007号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第6058号: p. 5, (1972年10月12日) 
  6. ^ 県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第637号: pp. 8–12, (1995年3月30日) 
  7. ^ 車両制限令の規定に基づく道路の指定(平成13年3月1日 茨城県告示第198号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1241号: pp. 10-14, (2001年3月1日) 
  8. ^ 都市計画事業の施行者の名称等(平成8年4月1日 茨城県公告) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第740号: p.10, (1996年4月1日) 

参考文献[編集]

関連項目[編集]