笑えない道化師

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笑えない道化師
簔谷雅彦スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ニューミュージック
シティ・ポップ
レーベル CBSソニー
プロデュース 稲葉竜文
チャート最高順位
簔谷雅彦 アルバム 年表
原風景
1983年
笑えない道化師
1984年
Dear My Friends
1985年
『笑えない道化師』収録のシングル
  1. 「笑えないピエロ」
    リリース: 1983年11月21日
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笑えない道化師』(わらえないピエロ)、日本シンガーソングライターである簔谷雅彦(現・みのや雅彦)の3枚目のアルバム。

解説[編集]

前作『原風景』に引き続き、外部のアーティストを作詞と作曲に起用した楽曲が収録され、田口清が作曲、来生えつこ大沢孝子が作詞で楽曲提供している。

オリコン・アルバムランキングでは、最高77位。100位以内へのランクインは3回を記録した[1]

評価[編集]

CDジャーナル』は、「シティ・ポップスという言葉が使われ出した頃の、先駆けに当たるような作品だろうか。都会の街を舞台にしたラヴ・ソングがほとんど。楽曲、ヴォーカルともウェットで、しっとりしたポップス。」と評価した[2]

収録曲[編集]

  1. 炎の予感
    作詞:来生えつこ 作曲:田口清 編曲:川村栄二
  2. にがい朝
    作詞:大沢孝子 編曲:川村栄二
  3. 寒い季節
    編曲:飛澤宏元
  4. 孤独な週末
    編曲:川村栄二
  5. 雨の日時計
    作詞:大沢孝子 編曲:川村栄二
  6. 笑えないピエロ
    編曲:川村栄二
  7. 早春・ときめき
    編曲:飛澤宏元
  8. 夏の夕暮れ
    編曲:飛澤宏元
  9. 編曲:川村栄二
  10. Mr.Good BAR-ジキル&ハイド-
    編曲:飛澤宏元

STAFF[編集]

  • PRODUCER :稲葉竜文(CBS/SONY)
  • DIRECTOR:須川敏治(SD北海道)[3],大輪晃義(STVパック),山口忠生(CBS/SONY)
  • RECORDING & MiXING ENGINEER :深田 晃[4]
  • ASSISTANT ENGINEER :田部田洋一,大森政人,森岡徹也[5]
  • RECORDING STUDIO :フリーダム・スタジオ,CBS/SONY六本木スタジオ
  • ART DIRECTION & GRAPHIC :仁張明男(CBS/SONY)
  • PHOTO :波多健二
  • STYLIST :山口幸子
  • HAIR & MAKE :藤原陽子
  • ILLUST :吉田孝(CBS/SONY)
  • MANEGER :山田義彦(SD北海道)
  • PIERROT MODEL :Mr.Ray
  • CBS/SONY PROMOTION STUFF :御領 博[6],宮崎賢二
  • SPECIAL THANKS TO :若松節朗(テレパック)
  • EXECUTIVE PRODUCER :稲垣博司(CBS/SONY)[7]

MUSICIAN[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]