石井繁丸

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石井繁丸(いしい しげまる、1904年明治37年)1月1日[1] - 1983年昭和58年)10月8日[1])は、日本政治家弁護士衆議院議員(3期)、前橋市長(5期)。前橋市立工業短期大学学長。大日本帝国陸軍軍人(陸軍曹長)。

経歴[編集]

群馬県勢多郡木瀬村出身。県立前橋中学校卒業後、1927年(昭和2年)日本大学卒業。1928年(昭和3年)弁護士となる。

前橋市議会議員などを経て、1947年(昭和22年)の第23回衆議院議員総選挙日本社会党から旧群馬1区に立候補し当選。通算3期務めた。1957年(昭和32年)群馬弁護士会会長、日本弁護士会常任理事を務めた後、1958年(昭和33年)に前橋市長に就任。以後連続5期当選を果たす。ほかに、関東市長会会長、全国市長会副会長、日農中央委員、日本社会党群馬県連会長、群馬県労働委員、裁判官弾劾裁判所裁判員、日本社会党中央執行委員などを歴任した。

1975年(昭和50年)春の叙勲で勲二等瑞宝章受章。

1981年(昭和56年)5月30日紺綬褒章受章[2]

1983年昭和58年)10月8日死去、79歳。死没日をもって従四位に叙される[3]。同年、前橋市名誉市民の称号を贈られる。

脚注[編集]

  1. ^ a b 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、91頁。
  2. ^ 『官報』第17022号11-12頁 昭和58年10月29日号
  3. ^ 『官報』号外第52号12-13頁 昭和56年6月15日号

関連項目[編集]

公職
先代
関口志行
群馬県前橋市長
1958年 - 1978年
次代
藤井精一