無断リンク
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無断リンク(むだんリンク)とは、リンク先のウェブサイト等の管理者に連絡や許可申請をせずに無断でリンクを張る行為、またはその状態を表す俗語で、インターネットスラングのひとつ。ここでいうリンクとは、HTMLによるハイパーリンクである。
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[編集] 概要
「無断」という否定的な意味合いの強い単語が含まれている理由として、この言葉の発生の時期にはリンクするには被リンク側のウェブサイトの管理者に断りを入れるものという見方が強かったということが考えられる。だがリンクを張るという行為はその情報のウェブ上の位置を示して閲覧を希望するものがそれにたどりつけるようにするというだけのことであり、World Wide Webの性質からこれを制限したり禁じたりするような法律は無い[1]。例を上げれば三重県いなべ市の公式サイトではリンクの許可制度を定めているが[2]、逆に山形浩生のようにむしろ一々断りを入れられることを嫌っている場合もある[3]。事実上、こういった相手の意向をくむかくまないかはリンクを張る側の判断次第となっている。
リンクに断りは不要とすることが広く素早くサイトが宣伝されることにつながり、被リンク側にとってむしろメリットであるという考え方がある。これは成功報酬型広告(アフィリエイト)を掲示している場合は収入につながるほか、自社サイトや自社製品の宣伝をしている企業にとってキーワード広告などによる無断リンクは自社製品の売上げを伸ばすチャンスにもつながる。このほか、ページランクと呼ばれるGoogleのシステムは、被リンクが多ければ多いほど検索結果でも上位表示となるため、検索サイトからの来訪者が多くあることを望むサイト管理者は、ブログのトラックバックやキーワード、ブログランキングサイト、トラックバックセンター(サービス)などを利用した検索エンジン最適化(SEO)対策に励み、これらの無断のリンクをどれだけ多く獲得しうるかに注意をはらっているようだ。
一方で、直リンクと呼ばれるHTML文書やXHTML文書以外のwmvやswf、jpegなどの画像や動画ファイル、音楽ファイルに対して<img>などの埋め込み型のタグによりリンクを張る行為や<iframe>タグを使用して、被リンク側サイトのHTML文書を自サイトの一部であるかのように見せかけるような行為が問題視されている。このような場合、リンク元のページを表示するたびにリンク先のサーバの資源を使用することになるほか、リンク元のページの一部として表示されるため著作権法上の問題が発生する可能性がある。また、上述した被リンク側の利点であるサイトの宣伝等にもならない。しかし、この問題はWebサーバや.htaccessの設定などの技術的対応策によって被リンク側である程度の対策を行うことができる(ただし、.htaccessを使用した対策では、リファラを返さないよう設定されたセキュリティソフトの利用者は、本来のリンク元からであっても表示されなくなるという不都合が発生してしまう)。なお、相手に断った上で相手のウェブスペース内のバナーを<img>タグで自らのサイトの外部リンク用ページに表示させるなど、無断リンクでない直リンクというものはありうる。
[編集] リンク先への連絡・許可
Webに公開している時点ですでに誰でもそのサイトやファイルにアクセスできるインターネットの特性上、特に断りを入れずリンクすることに法的問題はない。何らかの理由で被リンク側がそれを嫌う場合は、前述のように技術的な方法など用いてそれをできなくさせるか、リンクされても著作権をある程度証拠として示せるように署名を入れるなどの対応をする必要がある。無断リンク拒否の意思をサイトに明記しておく事も対応の一つであるかもしれないが、上で述べたようにそれには拘束力・強制力のたぐいはほぼ無い。
[編集] 脚注
- ^ リンクに許可は不要です
Q 無断でリンクを張ることは著作権侵害となるでしょうか。 - ^ いなべ市-ホームページリンク規程
- ^ Don't Give Me That "Permission to Link" Crap!

