梶永正史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
梶永 正史
(かじなが まさし)
誕生 1969年????
山口県長門市
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2014年 -
ジャンル ミステリー
代表作警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』(2014年)
主な受賞歴 このミステリーがすごい!大賞(2013年)
デビュー作 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

梶永 正史(かじなが まさし、1969年[1] - )は、日本の小説家山口県長門市出身[2]2013年、「このミステリーがすごい!大賞」受賞者。

略歴[編集]

  • 山口県立美祢工業高等学校機械科を卒業[1]。コンピューター企業に勤務する傍ら39歳より本格的な執筆稼働を開始し、『このミステリーがすごい!』には第9回から4年連続で応募して受賞に至った[3]
  • 受賞時のプレスリリースによると、「30代最後の初詣で、これまでなにも成し遂げたことがなかったことに焦りを感じて執筆を始めた」と語っている。
  • Kindle Storeより配信されていた「光と、陰と、その隙間」は第10回応募作を改稿したもので、実家である長門市が舞台になっている。
  • 現在某芸大に在籍中で作家と会社員と芸大生の3足のわらじとして活動している

エピソード[編集]

  • 実在の俳優を思い浮かべて相関図を作り[3]、執筆は片道2時間の通勤時間を利用し、ほとんどスマホで行っている[4][5]
  • 小説現代』2014年7月号[要ページ番号]に『器用貧乏』というコラムを寄稿しており、「なんでも人並みにできるかわりに、なにひとつ極められていない」と語っている。
  • 「ガバナンスの死角」には”八木圭子”、「白鷹雨音」には”八木圭一郎”という、このミステリーがすごい!大賞を同時受賞した八木圭一を文字ったキャラクターが登場している。同様に八木圭一著「警察庁最重要案件指定 靖國爆破を阻止せよ」には”梶永”という名前のキャラクターが登場している。

作品一覧[編集]

長編[編集]

郷間彩香シリーズ[編集]

田島慎吾シリーズ[編集]

青山愛梨シリーズ[編集]

  • アナザー・マインド/x1捜査官 青山愛梨(2018年12月 ハルキ文庫
  • ストロボライト/x1捜査官 青山愛梨(2020年1月 ハルキ文庫

豊川亮平シリーズ

その他[編集]

アンソロジー[編集]

  • 5分で読める!ひと駅ストーリー 猫の物語(2014年9月 宝島社文庫)「仲直り」
  • 5分で読める!ひと駅ストーリー 旅の物語(2015年12月 宝島社文庫)「ロストハイウェイ」
  • 5分で驚く!どんでん返しの物語(2016年6月 宝島社文庫)「ロストハイウェイ」
  • 10分間ミステリー THE BEST(2016年9月 宝島社)「最後の客」
  • このミス大賞作家書き下ろしBOOK Vol.22(2018年9月 宝島社)「郷間彩香には関わるな/第一話 鈴木の場合」
  • このミス大賞作家書き下ろしBOOK Vol.23(2018年12月 宝島社)「郷間彩香には関わるな/第二話 秋山の場合」
  • このミス大賞作家書き下ろしBOOK Vol.24(2019年3月 宝島社)「郷間彩香には関わるな/第三話 三浦の場合」
  • 3分で読める!コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語(2020年6月 宝島社)「睡魔」
  • 5分でドキッとする!意外な恋の物語(2020年8月 宝島社)「仲直り」

メディア・ミックス[編集]

テレビドラマ[編集]

フジテレビ
テレビ東京BSテレビ東京

脚注[編集]

外部リンク[編集]