朝倉彫塑館
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| 施設情報 | |
|---|---|
| 専門分野 | 彫塑作品 |
| 事業主体 | 台東区 |
| 管理運営 | 財団法人台東区芸術文化財団 |
| 開館 | 1967年 |
| 所在地 | 〒110-0001 東京都台東区谷中7-18-10 |
| アクセス | JR日暮里駅 東京メトロ千代田線千駄木駅 |
| ウェブサイト | 公式サイト |
朝倉彫塑館(あさくらちょうそかん)は東京都台東区谷中にある、明治-昭和の彫刻・彫塑家であった朝倉文夫のアトリエ兼住居を改装した美術館である。1986年に台東区に移管され、現在は財団法人台東区芸術文化財団が運営・管理を行っている。
目次 |
[編集] 館内
鉄筋コンクリート作りの旧アトリエ部分と、丸太と竹をモチーフにした数寄屋造りの旧住居部分からなり、その和洋折衷の特異な建築は朝倉文夫本人が自ら設計し、その意向が強く生かされている。
展示室は彫塑作品を展示する旧アトリエ部分を中心にして、遺品や蔵書を納めた書斎、コレクション品などを収めた応接室等があり、他にも掛軸、陶磁器など朝倉文夫のコレクションを展示している。また東洋ランの温室であったサンルームは「猫の間」とよばれ、文夫の愛した猫をモチーフにした作品が一堂に会している。
[編集] 庭園
朝倉彫塑館を特徴付けるのは、中庭の池を中心とした日本庭園と、大きなオリーブの樹が印象的な屋上菜園である。 池は谷中の湧水を利用しており、四季折々必ず白い花をつける木が植えられ、儒教の五常「仁・義・礼・智・心」を造形化した5つの巨石が配されたユニークな造園様式である。また日本で最初の屋上緑化ともいえるその菜園は自然に触れることを芸術の基本と考えていた朝倉文夫の理念そのものであり、当時は大根やトマト、東洋ラン等が育てられていた。現在は花壇となっている。
いずれも入館者に広く公開されており、住宅街の路地入り組む中に佇む小さな個人美術館でありながら、非常に特徴的である。2001年(平成13年)に彫塑館の建物全体が国の登録有形文化財に登録された。また2008年に庭園が「旧朝倉文夫氏庭園」として国の名勝に指定された。
[編集] 沿革
- 1907年(明治40年) 東京美術学校(現東京藝術大学)を卒業した朝倉文夫が現在地に居を構える。
- 1910年(大正2年) この頃より7回にわたって増改築を繰り返した。旧宅は、この際に作られた旧アトリエのみ現存。
- 1928年(昭和3年) 現在の朝倉彫塑館の建物の建築を開始、7年の歳月をかける。
- 1935年(昭和10年) 完成。住居兼アトリエ、あわせて朝倉彫塑塾の教場としても利用を開始する。
- 1967年(昭和42年) 朝倉文夫死去後、3年を経て「朝倉彫塑館」として一般公開。
- 1987年(昭和61年) 台東区に寄贈され、区立の記念館となる。
- 2000年(平成12年) 平成12年度台東区まちかど景観賞を受賞。
- 2001年(平成13年) 10月12日、国の登録有形文化財に登録。
[編集] 特記事項
2009年4月1日より2013年3月(予定)まで耐震補強・保存修復工事のため休館中。