拡張式寒冷地被服システム

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拡張式寒冷地被服システム(かくちょうしきかんれいちひふくシステム、ECWCS(エクワックス))は、マサチューセッツ州にあるアメリカ陸軍ナティック研究・開発・技術・センター(the U.S. Army Natick Research, Development and Engineering Center)によって1980年代に開発された保護服システムである。

アメリカ軍の寒冷地における環境での要求事項を満たすために様々な組み合わせの中で使用される、20種類の個人用衣類、手袋帽子およびフットウェアと、パーカーおよびズボンから成り立っている。 ECWCSは、摂氏4.4度から-51.1度までの気温の中で適切な環境保護を維持することを目指している。

第3世代ECWCS[編集]

第1世代や第2世代のECWCSは、既存の戦闘服の上に羽織ることを想定して作られていたが、第3世代は極地型戦闘服を参考にし、上半身7種類(シャツ2種、ジャケット4種、パーカー1種)・下半身5種類(ズボン下2種、ズボン3種)のレイヤーを組み合わせたシステムとなっており、気象条件により調節することができる。

  • レベル1:薄手のポーラテック下着
  • レベル2:やや厚手のポーラテック下着
  • レベル3:ポーラテックフリースジャケット
  • レベル4:上半身のみの軽量ウィンドブレーカー
  • レベル5:ソフトシェル
  • レベル6:ハードシェル
  • レベル7:中綿入りハードシェル