恋は大吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
恋は大吉
ジャンル テレビドラマ
脚本 岡本克己布勢博一
演出 波多腰晋二、矢野義幸、新沢浩、伊藤祥二
出演者 和泉雅子
南田洋子
紀比呂子
児玉清
松山省二
森雅之
中村伸郎
千秋実
小松政夫
麻丘めぐみ
ちあきなおみ
沢たまき
音楽 山下毅雄
オープニング 市丸『キチ・きち・吉』
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
話数 28話
製作
制作 日本テレビ
放送
放送チャンネル日本テレビ系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1973年5月11日 - 11月16日
放送時間金曜 21:00 - 21:55
放送枠トヨタ金曜劇場
放送分55分
テンプレートを表示

恋は大吉』(こいはだいきち)は、日本テレビ系列の『トヨタ金曜劇場』枠(毎週金曜 21:00 - 21:55。トヨタ自動車工業〈現:トヨタ自動車〉、およびトヨタ自動車販売〈現:トヨタ自動車〉を筆頭とするトヨタグループ単独提供)で1973年5月11日から11月16日まで放送されたテレビドラマ

概要[編集]

ある神社と、その神社が経営する幼稚園、そして神社の近所のそば屋と大工一家を舞台に、前の夫・平岡に先立たれた子持ち未亡人の道子、神社の神主の娘・桂、そば屋の主人の娘・貴子の縁談、恋愛、結婚などを本作の主軸とし、結婚話に色々反応する周囲の人々との明るい交流などを描くホームコメディー[1][2]

寿神社の神主、平木澄房の次男・真直とその近所のそば屋、松風庵の主人・松本貫一の一人娘の貴子は目下恋仲という関係。ところが澄房と貫一のお互いの親同士で土地を巡って裁判沙汰となっているために、真直と貴子はそのようなことを親に打ち明けられない。しかも貫一は貴子と松風庵の店員の常次郎と結婚させた上で二人に店を継がせようと考えているのだった[2]

浩平役の児玉清は、澄房役の森雅之は学生時代からあこがれていたとして、本作で親子役として共演したことを「天にも昇るといった嬉しさ」だったと振り返っている。しかし森はこの時すでに体調が思わしくなく、第5回を以って降板、澄房役は中村伸郎に交替している[3]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 脚本
    • 岡本克己(第1話 - 4話、7話、8話、11話、17話、18話、20話、22話、25話、26話)
    • 布勢博一(第5話、6話、9話、10話、12話 - 16話、19話、21話、23話、24話、27羽、28話)
  • 演出
    • 波多腰晋二(第1話、2話、5話、11話、16話)
    • 矢野義幸(第3話、4話、6話、9話、10話、13話、14話、18話、19話、21話、25話、28話)
    • 新沢浩(第7話、12話、17話、20話、23話、26話)
    • 伊藤祥二(第8話、15話、22話、24話、27話)
  • 音楽:山下毅雄
  • 制作:日本テレビ

主題歌[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 毎日新聞 1973年5月11日テレビ欄での本作の紹介記事より。
  2. ^ a b 京都新聞 1973年5月11日テレビ欄での本作の紹介記事より。
  3. ^ 児玉清著『負けるのは美しく』(集英社、2005年、ISBN 4087747743 )第2章「忘れ得ぬ監督、俳優たち」より
日本テレビ系列 トヨタ金曜劇場
前番組 番組名 次番組
花は花よめ
(第2シリーズ)
恋は大吉
(1973年5月11日 - 11月16日)