奇想曲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
奇想曲(きそうきょく)は、カプリッチョ (伊: capriccio, 仏: caprice) の訳語である。綺想曲(きそうきょく)とも書かれる。狂想曲とも訳されるが、近年では音楽形式の意味で用いられることは少ない。
カプリッチョはイタリア語で「気まぐれ」を意味する。カプリッチョと呼ばれる音楽に特定の音楽技法や形式があるわけではなく、むしろ形式に縛られない例外的で気まぐれな性格を表している。
奇想曲の例 [編集]
- パガニーニ - 24の奇想曲(ヴァイオリン独奏(無伴奏)作品)
- チャイコフスキー - イタリア奇想曲(管弦楽作品)
- リムスキー=コルサコフ - スペイン奇想曲(管弦楽作品)
- クライスラー - ウィーン奇想曲(管弦楽作品)
- メンデルスゾーン - 華麗な綺想曲(ピアノ協奏曲)、3つの綺想曲 op.33、綺想曲 Op.5 Op.118など(ピアノ独奏作品)
- ブラームス - 8つの小品 op.76中の4曲、幻想曲集 op.116中の3曲など(ピアノ独奏作品)
- ロカテッリ - ヴァイオリンの技法(L'arte del violino)中の収録曲(しかし演奏やCDの録音ではカットされることが多い)
参考文献 [編集]
Schwandt, E. "Capriccio". The New Grove Dictionary of Music and Musicians. 2nd ed. Ed. by Stanley Sadie. London: Macmillan, 2001.