大智院 (知多市)

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大智院
山門
所在地 愛知県知多市南粕谷本町1-196
位置 北緯34度56分24.74秒 東経136度50分36.44秒 / 北緯34.9402056度 東経136.8434556度 / 34.9402056; 136.8434556座標: 北緯34度56分24.74秒 東経136度50分36.44秒 / 北緯34.9402056度 東経136.8434556度 / 34.9402056; 136.8434556
山号 金照山
院号 大智院
宗旨 新義真言宗
宗派 真言宗智山派
本尊 聖観世音菩薩
開基 聖徳太子
正式名 金照山清水寺大智院
別称 身代大師、眼鏡弘法
札所等 知多四国霊場:71番
尾張三十三観音霊場:10番
東海三十六不動尊霊場:22番
知多西国三十三所霊場:18番
文化財 地蔵菩薩立像(知多市文化財)
公式サイト めがね弘法大智院
法人番号 1180005012699 ウィキデータを編集
大智院 (知多市)の位置(日本内)
大智院 (知多市)
大智院 (知多市)の位置(愛知県内)
大智院 (知多市)
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大智院(だいちいん)は、愛知県知多市にある真言宗智山派寺院

概要[編集]

山号は金照山(きんしょうざん)。本尊は聖観世音菩薩。

境内の西側に八百比丘尼が植えたとされる樹齢千年余りの大樟(知多市指定保存樹木)がそびえるほか、眼鏡をかけた弘法大師像「身代大師」(めがね弘法)がある。

歴史[編集]

聖徳太子によって開基された真言宗智山派の寺院で、本尊である聖観世音菩薩と前立の馬頭観世音菩薩も、聖徳太子の御作と伝えられている。当初は山号を「楊柳山」と称していたが、兵火にかかることを免れたことから、元禄5年に現在の山号に改めている。

身代大師[編集]

弘法大師が知多巡錫のみぎりに大智院に残した自らの尊像。安政年間に盲目の老人が祈願したところ、験を蒙ったという。老人の目が癒えるのとひきかえに身代大師の左目が傷ついたが、それ以来老人が残していった眼鏡が像にかけられ、「めがね弘法」と呼ばれるようになった。

文化財[編集]

知多市指定文化財[編集]

  • 木造地蔵菩薩立像 - 平安時代
  • 釈迦十六善神像 - 室町時代

ギャラリー[編集]

交通機関[編集]

参考文献[編集]

  • 知多四国八十八所遍路(知多四国霊場会編、冨永航平著、朱鷺書房)ISBN 4-88602-320-7
  • 知多四国めぐり(知多四国霊場会編、半田中央印刷株式会社)

外部リンク[編集]