児童精神医学

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児童精神医学(じどうせいしんいがく)または児童青年精神医学(じどうせいねんせいしんいがく)、児童思春期精神医学(じどうししゅんきせいしんいがく)とは、小児児童期に起こる種々の精神的問題や精神障害行動障害を研究対象とする精神医学の一分野である。日本児童青年精神医学会は、「子どもが示す多彩な問題行動や精神身体症状を検討し、発達レベル、気質および生物学的背景、家族力動、友人関係、保育所幼稚園・学校における行動などを総合的に評価し、発達的視点を重視した診断・治療・予防を行いながら、子どもの精神的健康の達成を企図するもの」と定義している。

概要[編集]

日本児童青年精神医学会によると、対象とする疾患群は、

A 発達障害精神遅滞自閉症、特異的発達障害など)
B 神経症性障害(拒食過食などを含む心身症的障害・いじめ暴力学級崩壊自殺薬物乱用を含む情緒・行動障害など)
C 器質性障害(器質性行動障害、注意欠陥多動障害[1]など)
D 精神病性障害(感情障害精神分裂病[2]など)
E パーソナリティ障害(性格傾向の偏り、ボーダーライン・チャイルドなど)
F 家庭生活における諸問題(乳幼児の虐待、養育拒否、崩壊家庭など)

である[3]

児童精神医学を実践している診療科精神科である。従来の精神科と区別して診療科を児童精神科、その専門医を児童精神科医と呼ぶ。2008年2月27日に厚生労働省は政令、省令の改正によって児童精神科を公式な標榜科として認めた。

専門医不足[編集]

2004年7月6日毎日新聞の連載記事「うちの子:自閉症児とその家族/4 貧困な乳幼児期支援」では、児童精神医学の精神科医専門医は約200人しかいないとしている。

脚注[編集]

  1. ^ 現在の名称は注意欠如・多動性障害ADHD)である
  2. ^ 現在の名称は統合失調症である
  3. ^ 日本児童青年精神医学会 - 学会の紹介と歴史的経緯 2012年9月29日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]