久助

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久助(きゅうすけ)とは、製造工程で割れたり欠けたりした煎餅あられなどを集めて、正規品よりも安い価格で販売される割れ菓子のことである。味覚的には正規品に遜色なく、たいてい複数の製品が混合されているために、安価にいろいろな味を楽しむことができる。

米菓業界でよく使われている。

菓子職人・料理人の間で言う久助とは、江戸時代に幕府の献上品となり江戸市中に出回った久助葛が良質だった為、本葛のことを久助と呼んだ。(現在も同様である)

語源[編集]

諸説あり、どの説が正しいとは決まっていない。

  • 完全なもの(10)に少し欠けている(9)ことから、「九助」となり、転じて「久助」となる。
  • 五助という職人がへまばかりするので、親方が怒りのあまり「久助」と呼び間違えた。
  • 江戸時代の奉公人に「久助」が多かったことから、奉公人がお土産に持って帰るもの。
  • 江戸時代から久助葛が作られており良質の本葛のことを菓子職人・料理人の間で久助と呼んでいた。(現在も同様である)この事から本葛の高級品「久助葛」と屑(葛)物をかけて「久助」と呼んだ。久助せんべい・久助種(お菓子を作るとき余った材料でお菓子を作る材料のこと)

 久助葛は、現在も作られており、この説が一番有力視されている。