モンテネグロ語

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1バナト方言を含む

モンテネグロ語Crnogorski jezik / Црногорски језик)は、モンテネグロで話されている言語であり、2007年から同国の公用語となっている。南スラヴ語群の中央南スラヴ語に分類される。現在モンテネグロ語を話す人口は半数がセルビア人を占めている。セルビア語クロアチア語ボスニア語とは、方言程の差しかなく、従来は一般にセルビア語の方言とされていたが、20世紀末からモンテネグロ語という呼び名が用いられるようになった。文字はラテン文字キリル文字のアルファベットが併用される。

正書法[編集]

モンテネグロ語の正書法は定まっておらず、既述の通りラテン文字による正書法とキリル文字によるものがある。それぞれ「アベツェダ(Abeceda)」と「アズブカ(Азбука)」と呼ばれる。

  • アベツェダ: A B C Č Ć D Dž Đ E F G H I J K L Lj M N Nj O P R S Š Ś T U V Z Ž Ź
  • アズブカ: А Б В Г Д Ђ Е Ж З З' И Ј К Л Љ М Н Њ О П Р С Т Ћ У Ф Х Ц Ч Џ Ш Ć

どちらの正書法もモンテネグロの憲法英語版により対等な地位が保障されているが、モンテネグロ政府はラテン文字の方を優先的に用いる傾向にある。