マロン (ザリガニ)

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マロン
Marron KI 2008.JPG
ブラウンマロン
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
亜界 : 真正後生動物 Eumatazoa
階級なし : 左右相称動物 Bilateria
旧口動物 Protostomia
上門 : 脱皮動物上門 Ecdysozoa
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 甲殻亜門 Crustacea
: 軟甲綱 Malacostraca
亜綱 : 真軟甲亜綱 Eumalacostraca
上目 : ホンエビ上目 Eucarida
: 十脚目 Decapoda
亜目 : 抱卵亜目 Pleocyemata
下目 : ザリガニ下目 Astacidea
上科 : ミナミザリガニ上科 Parastacoidea
: ミナミザリガニ科 Parastacidae
: ミナミザリガニ属 Cherax
: ハイリーマロン(仮称) tenuimanus
スムースマロン(仮称) cainii
学名
Cherax tenuimanus
Smith1912
Cherax cainii
Austin, 2002
和名
マロン
ブルーマロン
ブラウンマロン
ブラックマロン
エレクトリックブルーロブスター など
英名
Marron

マロン(学名:Cherax tenuimanusCherax cainii)とは、節足動物門甲殻亜門軟甲綱エビ目ミナミザリガニ科に属するザリガニ

別名[編集]

マロンはその体から、さまざまな名前で流通している(呼称されている)。青色個体は、紫がかった濃い鮮やかな青色をしている。褐色個体は、錆色もしくは焦茶色をしている。黒色個体は、褐色個体の体色がより濃いものである。マロンという呼称は、褐色個体がマロニエ(マロンセイヨウトチノキ)のような色なので名付けられたという説がある。

  • マロン(総称)
  • マロンザリガニ(総称)
  • ブルーマロン(青色個体)
  • ブラウンマロン(褐色個体)
  • ブラックマロン(黒色個体)
  • エレクトリックブルー(青色個体)
  • エレクトリックブルーロブスター(青色個体)
  • ネオンブルー(青色個体)

分布[編集]

原産国はオーストラリアだが、現在は食用ザリガニとしてイスラエルなど、オーストラリア国外でも養殖が盛んである。

特徴[編集]

完全成体になると淡水ザリガニの中で3番目に入る大きさとなる。38cm,2700gの個体が発見されている。 成長が遅く、完全成体になるまで約3年かかる。完全成体になると、400-600gの大きさになる。

メスは、オスより第一胸脚が細長くなる場合が多い。オスにも細長い個体もいる。

マロンは頭胸甲上の突起が5本あることで、他種と識別できる。

学名[編集]

元々は1種とされていたが、オーストラリアDeakin(ディーキン)大学のAustin(オースチン)によって2つの種が含まれていたことが判明した。Austin氏は、19年間にわたり遺伝子調査を行い、その結果を2002年に発表した。この2種を外見で見分けるのはほぼ不可能で、遺伝子調査によって初めて区別がつく。その2種は、西オーストラリア州の限られた水域(特定第一水系)に少数のみ生息しているCherax tenuimanusと現在養殖や放流により生息域が拡大しているCherax cainiiである。

参考文献[編集]

  • ジャパンクレイフィッシュクラブ編 増補版 世界のザリガニ 飼育図鑑 50、51、87頁

関連項目[編集]