ホウセキカナヘビ

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ホウセキカナヘビ
ホウセキカナヘビ
ホウセキカナヘビ Timon lepidus
保全状況評価
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 NT.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : スキンク下目 Scincomorpha
上科 : カナヘビ上科 Lacertoidea
: カナヘビ科 Lacertidae
亜科 : カナヘビ亜科 Lacertinae
: Timon
: ホウセキカナヘビ T. lepidus
学名
Timon lepidus
(Daudin, 1802)
和名
ホウセキカナヘビ
英名
Ocellated lizard

ホウセキカナヘビ(宝石金蛇、Timon lepidus)は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目カナヘビ科に分類されるトカゲ。

分布[編集]

イタリア北西部、スペインフランス南部、ポルトガル

形態[編集]

全長50-70cm。最大全長80cmにも達するカナヘビ科最大種の1つ。体形は頑丈だが、尾は長い。

幼体や亜成体、メスはくすんだ色彩だが、オスの成体は緑色の体に黄色や黒、青等の斑点が複雑に並ぶ。

北アフリカに分布する亜種は独立種バーバーカナヘビとして記載された。幼体は酷似するが、バーバーカナヘビの成体は胴体が緑で尾が赤銅色になる。

亜種[編集]

  • Timon lepidus lepidus (Daudin, 1802)
  • Timon lepidus ibericus (Lîpez-Seoane, 1884)
  • Timon lepidus nevadensis (Buchholz, 1963)
  • Timon lepidus oteroi (Castroviejo & Mateo, 1998)

生態[編集]

森林草原、岩場等に生息する。主に地上棲だが、木に登ることもある。昼行性で、夜間は岩の隙間等に隠れて休む。性質は荒く特にオス同士の場合、縄張りや雌をめぐって相手の頭部に噛み付きあい激しく争う。

食性は雑食で、昆虫類節足動物、小型爬虫類、鳥類、小型哺乳類、動物の死骸、果実等を食べる。

産卵形態は卵生で、1回の産卵に付き4-10個の卵を年に1、2回産む。

人間との関係[編集]

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。流通にあたってほとんど亜種分けはされておらず、基亜種が流通の大半を占めるとされているが同定方法は不明。また本種の名で同属種バーバーカナヘビが流通することもある。

参考文献[編集]

  • 千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、53頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 両生・はちゅう類』、小学館2004年、99頁。
  • 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2 ヤモリ上科&スキンク上科』、誠文堂新光社、2004年、71-72頁。

外部リンク[編集]