フダイビーヤの和議

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フダイビーヤの和議صلح الحديبية)は、 628年にムハンマドクライシュ族の間で結ばれた和議。フダイビーヤの盟約などとも表記される。

概要[編集]

ヒジュラ(聖遷)を経て、マディーナ(メディナ)をムスリム共同体の拠点としたムハンマドは、628年3月に3,000人前後のムスリムを引き連れてマッカ(メッカ)巡礼にむかった。これを阻止しようとしたマッカのクライシュ族は、マッカ郊外のフダイビーヤで交渉を行い、両勢力間における10年間の休戦などが確認された。しかし、クライシュ族の内紛などでフダイビーヤの和議は形骸化し、結局は630年にムハンマドがマッカを征服した。