ピコ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

logo

ピコ島のブドウ畑文化の景観
ポルトガル

ファイアル島から見たピコ島
ファイアル島から見たピコ島
(英名) Landscape of the Pico Island Vineyard Culture
(仏名) Paysage viticole de l’île du Pico
登録区分 文化遺産
登録基準 文化遺産(3),(5)
登録年 2004年
拡張年
備考
公式サイト ユネスコ本部(英語)
世界遺産テンプレートを使用しています

ピコ島(ぴことう、ポルトガル語 Ilha do Pico)はポルトガルの最高峰火山ピコで知られるアゾレス諸島の島。ポルトガル領。中部群島に属し、アゾレス諸島第2の面積をもつ。島の首府はマダレナ。面積は446km²。島内の人口は約1万5千人。

ピコ島はサンジョルジェ島から南に17.5km、ファイアル島から西に7kmに位置する。島は全体に細長く、長さ42km、幅はもっとも広いところでは15kmになる。火山島であり、地形は急峻である。

火山ピコ山は島の南西部に位置し、標高は2351m。成層火山である。最後に観察された噴火は1963年のものである。著名な噴火には、1562年から64年にかけての噴火、1718年および1720年の噴火がある。これらの噴火による溶岩流の跡は、10km以上に達し、現在でも見ることができる。

1980年まで捕鯨基地として使われていた。アゾレス諸島は大西洋の大陸棚の縁に位置し、水深の深いところに近かったため、漁業基地に好適であったためである。現在の主な産業は、観光業、造船、ワイン製造である。2004年、「ピコ島のブドウ畑文化の景観」はユネスコの世界遺産に登録された。ピコ島で産するワインは、ピコ・ワイン (Vinho do Pico) としてポルトガル政府の原産地統制 (VLQPRD) の対象であり、優れた品質で知られる。

主な集落は、マダレナ、サンロッケ・ド・ピコ、ラジェスである。