ピコ島
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ピコ島(ぴことう、ポルトガル語 Ilha do Pico)はポルトガルの最高峰火山ピコで知られるアゾレス諸島の島。ポルトガル領。中部群島に属し、アゾレス諸島第2の面積をもつ。島の首府はマダレナ。面積は446km²。島内の人口は約1万5千人。
地理 [編集]
ピコ島はアゾレス諸島のサンジョルジェ島から南に17.5km、ファイアル島から西に7kmに位置する。島は全体に細長く、長さ42km、幅はもっとも広いところでは15kmになる。火山島であり、地形は急峻である。
火山ピコ山は島の南西部に位置し、標高は2351mでポルトガルの最高地点である。成層火山である。最後に観察された噴火は1963年のものである。著名な噴火には、1562年から1564年にかけての噴火、1718年および1720年の噴火がある。これらの噴火による溶岩流の跡は、10km以上に達し、現在でも見ることができる。
1980年まで捕鯨基地として使われていた。アゾレス諸島は大西洋の大陸棚の縁に位置し、水深の深いところに近かったため、漁業基地に好適であったためである。現在の主な産業は、観光業、漁業、造船、ワイン製造である。ピコ島で産するワインは、ピコ・ワイン (Vinho do Pico) としてポルトガル政府の原産地統制 (VLQPRD) の対象であり、優れた品質で知られる。
主な集落は、マダレナ、サンロッケ・ド・ピコ、ラジェスである。
世界遺産 [編集]
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ピコ島のブドウ畑
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| 英名 | Landscape of the Pico Island Vineyard Culture | ||
| 仏名 | Paysage viticole de l’île du Pico | ||
| 登録区分 | 文化遺産 | ||
| 登録基準 | (3),(5) | ||
| 登録年 | 2004年 | ||
| 公式サイト | ユネスコ本部(英語) | ||
| 使用方法・表示 | |||
溶岩を用いた伝統的な石垣などを特徴とするピコ島の農業景観は、2004年、「ピコ島のブドウ畑文化の景観」としてユネスコの世界遺産に登録された。
登録基準 [編集]
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター[1]からの翻訳、引用である)。
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
- (5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。
| 文化遺産 | |
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| アゾレス諸島のアングラ・ド・エロイズモの中心地区 | リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔 | バターリャ修道院 | トマールのキリスト教修道院 | エヴォラ歴史地区 | アルコバッサ修道院 | シントラの文化的景観 | ポルト歴史地区 | コア渓谷とシエガ・ベルデの先史時代の岩絵遺跡群(スペインと共有) | アルト・ドウロ・ワイン生産地域 | ギマランイス歴史地区 | ピコ島のブドウ畑文化の景観 | 国境守備隊駐屯都市エルヴァスとその防衛施設群 | |
| 自然遺産 | |
| マデイラ島の照葉樹林 | |
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