パラパラマンガ

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パラパラマンガを描いたイラスト

パラパラマンガは、などの端一つ一つに少しずつずらしたを描き、端をすばやくめくる事により、残像で絵が動いて見える漫画のこと。アニメーション手法の一つである。

概要[編集]

パラパラマンガは、重ねられた紙を使って作られるアニメーションの一種で、残像によりあたかも連続して絵が動いているように見えるもので、ノート書籍の端などに落書きないし遊びとして個人が制作するものから、印刷物として提供されているものまで様々なものが存在する。

簡単なものでは点や線が移動する程度のものから、凝ったものではある程度のイラストを使うものまで様々ではあるが、そのいずれもが原始的なアニメーションであり、これをより高度化したものがいわゆるアニメであるといえよう。

制作手法や類型[編集]

制作の場合には、絵が連続して動いているように見せるために、大抵は下になったページが先頭になり、上に重なるページほど時系列的に後のコマが描かれる。これは紙を重ねた際に上から透けて見えるため、これを動かない部分は重ね書きをして、動く部分は前の状態から一コマ分動いた状態を描くことで制作される。

パラパラ写真

なおこの原理であるが、写真印画紙でも同じような「動く絵」を再現することは可能で、例えば少しずつ変化させた写真を何枚も重ねて素早くめくることで動画を楽しませる工夫も存在する。これはストップモーション・アニメーションやコマ撮り撮影など映像手法にも通じる。クレイアニメをお手軽に再生させることも可能である。

特に印刷されたものなどは「フリップブック」とも呼ばれ、John Barnes Linnetにより特許がとられ1868年9月に登場したとされている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]