ハモン・セラーノ

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ハモンの塊を薄く切って食べる

ハモン・セラーノスペイン語: Jamón Serrano)はスペインで作られる生ハムである。「ハモン」とはハム、特に熟成したものをいい、「セラーノ」は「山の」という意味である。

塩漬けにした豚肉を長期間気温の低い乾いた場所に吊るして乾燥させる。主に改良種の白豚の後脚から作られ、イベリア半島原産の黒豚であるイベリコ豚から作られるハモン・イベリコとは種類が異なる。ハモン・セラーノは鮮やかなピンク色でやわらかい食感と塩味が特徴。アラゴンテルエル産、グラナダのトレベレス(西:Trevélez)産などが有名。

薄く切って、そのまま、または果物とともに前菜として食べる他、食材としても広く用いられる。スペインにおいて「ハモン」とはこのハモン・セラーノなどの生ハムを指すことが多く、他の多くの国でハムとして認識されているハムは「ハモン・コシード(cocido=煮た、焼いたもの)」として区別されている。

イタリアのプロシュット、中国の金華火腿と並んで世界三大ハムのひとつといわれる。

スペイン・バルセロナの肉屋

スペイン中の市場や食料品店でハモンがまるごと吊り下がっている光景を目にすることができる。酒場のカウンターには台に載せられたハモン・セラーノやハモン・イベリコが陣取っており、日本人にとってのマグロと同じように、スペインの人々にとっては特別な食材といえる。

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