デイトナビーチ

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デイトナビーチ(Daytona Beach)は、アメリカ合衆国フロリダ州ボルーシャ郡にある都市。人口は7万2647人(2020年)[1]

デイトナビーチの広大な砂浜は、レース場やテストコースに最適であり、1959年にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイが建設され使用されるようになるまで、全米のレーサーたちのメッカであった。レース場の近くにデイトナビーチ国際空港エンブリー・リドル航空大学がある。

観光地として有名であり、特に春休み中は多くの大学生が集まる。今でも砂浜の一部は車に開放されている。数多くの幅広い価格帯の宿泊施設があり、大きなレースやイベントがない限り、宿泊先に困ることはない。

歴史[編集]

デイトナビーチの前身の1つであるデイトナ町は、1876年マティアス・デイにより設立された。1926年にデイトナ、デイトナビーチ、シーブリーズの3つの町が合併し、デイトナビーチ市になった。

1936年3月8日にデイトナビーチでレース用に改造された車、ストックカーによるレースが初めて開催された。

地理[編集]

デイトナビーチは北緯29度12分26秒 西経81度2分16秒 / 北緯29.20722度 西経81.03778度 / 29.20722; -81.03778(29.207309, -81.037900)[2]に位置している。

アメリカ合衆国統計局によると、この都市は総面積168.2km2(64.9mi2)である。このうち152.0km2(58.7mi2)が陸地で16.2km2(6.2mi2)が水地域である。総面積の9.63%が水地域である。

人口動静[編集]

ビーチ

2000年現在の国勢調査[3]で、この都市は人口64,112人、28,605世帯、13,844家族が暮らしている。人口密度は421.8/km2(1,092.6/mi2)である。219.4/km2(568.3/mi2)の平均的な密度に33,345軒の住宅が建っている。この都市の人種的な構成は白人62.33、アフリカン・アメリカン32.75%、アジア1.73%、先住民0.32%、太平洋諸島系0.06%、その他の人種1.05%、及び混血1.76%である。人口の3.48%はヒスパニックまたはラテン系である。

28,605世帯のうち、18.0%が18歳未満の子供と一緒に生活しており、30.1%は夫婦で生活している。14.5%は未婚の女性が世帯主であり、51.6%は家族以外の住人と同居している。39.4%は独身の居住者が住んでおり、14.4%は65歳以上で独身である。1世帯の平均人数は2.06人であり、家庭の場合は、2.77人である。

この都市内の住民は17.6%が18歳未満の未成年、18歳以上24歳以下が16.6%、25歳以上44歳以下が25.6%、45歳以上64歳以下が20.5%、及び65歳以上が19.7%にわたっている。中央値年齢は37歳である。女性100人ごとに対して男性は99.7人である。18歳以上の女性100人ごとに対して男性は98.5人である。

この都市の世帯ごとの平均的な収入は25,439米ドルであり、家族ごとの平均的な収入は33,514米ドルである。男性は25,705米ドルに対して女性は20,261米ドルの平均的な収入がある。この都市の一人当たりの収入(per capita income)は17,530米ドルである。人口の23.6%及び家族の16.9%は貧困線以下である。全人口のうち18歳未満の34.9%及び65歳以上の12.1%は貧困線以下の生活を送っている。

姉妹都市[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]