ソローキンの見た桜

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ソローキンの見た桜
В плену у сакуры
監督 井上雅貴
脚本 井上雅貴
香取俊介
原案 青山淳平
原作 田中和彦
ラジオドラマ「松山捕虜収容所外伝~ソローキンの見た桜」より
製作 益田祐美子
井上イリーナ
清水啓介
遠藤日登思
出演者 阿部純子
ロデオン・ガリュチェンコ
山本陽子(特別出演)
アレクサンドル・ドモガロフ
六平直政
海老瀬はな
戒田節子
山本修夢
藤野詩音
宇田恵菜
井上奈々
杉作J太郎
斎藤工
イッセー尾形
音楽 小野川浩幸
撮影 岩倉具輝
編集 井上雅貴
制作会社 INOUE VISUAL DESIGN
製作会社 「ソローキンの見た桜」製作委員会
サナス
1 Первый Канал
配給 KADOKAWA
公開 愛媛県の旗 2019年3月16日
愛媛県先行公開)
日本の旗 2019年3月22日[1]
上映時間 111分
製作国 日本の旗 日本
ロシアの旗 ロシア
言語 日本語
英語
興行収入 3800万円[2]
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ソローキンの見た桜』(ソローキンのみたさくら)は、2019年公開の日本ロシア合作の恋愛映画

第1回日本放送文化大賞ラジオ部門でグランプリに輝き、南海放送により放送されたラジオドラマ「松山捕虜収容所外伝~ソローキンの見た桜」の映画化。日露戦争時の愛媛県松山市を舞台に、ロシア兵捕虜とその看護にあたっていた日本人看護婦の許されざる恋を描く。阿部純子が明治時代と現代のヒロインの一人二役を演じる[3][4]

あらすじ[編集]

キャスト[編集]

明治時代
現代

スタッフ[編集]

  • 原案:青山淳平
  • 原作:田中和彦(ラジオドラマ「松山捕虜収容所外伝~ソローキンの見た桜」より)
  • 監督・脚本・編集:井上雅貴
  • 脚本:香取俊介
  • 音楽:小野川浩幸
  • プロデューサー:益田祐美子、井上イリーナ、清水啓介、遠藤日登思
  • スーパーバイザー:エカテリーナ柳内光子
  • 撮影:岩倉具輝
  • 照明:一ノ瀬省吾
  • 録音:木原コウジ
  • 装飾:松本良二
  • 助監督:向田優
  • 制作担当:山崎敏充
  • 衣装:白石敦子
  • ヘアメイク:高松れい
  • 書画:小林芙蓉
  • 後援:愛媛県松山市、愛媛県倫理法人会
  • 配給:KADOKAWA
  • 宣伝:ウフル
  • 制作プロダクション:INOUE VISUAL DESIGN
  • 製作:「ソローキンの見た桜」製作委員会(平成プロジェクト、博報堂南海放送読売新聞社アミューズ、BCM、BS日テレ)、サナス1 Первый Канал

公開[編集]

2019年3月15日、愛媛国際映画祭プレイベントにてオープニング上映された。翌16日より愛媛県内映画館で先行公開されたのち、22日から全国公開を開始した。興行通信社調べによる3月22日・23日のミニシアター観客動員ランキングで1位を獲得した。

11月よりロシア全国で公開される予定(200館規模)。

海外の映画祭では、2019年4月24日、第41回モスクワ映画祭アウト・オブ・コンペティション部門で上映された。8月23日から8月28日にロシアのオレンブルクで開催された第12回オレンブルク国際映画祭のコンペティション部門で上映され、観客グランプリ特別賞を受賞した。11月、ロシア海外映画祭で露日友好貢献賞を受賞した。

関連作品[編集]

ソローキン女子の憂鬱
2019年9月28日、南海放送のローカル枠で放送されたテレビドラマ。
「ソローキンの見た桜」のスピンオフ企画であり、松山の「ロシア兵捕虜収容所」や「ロシア兵墓地」の存在を紹介した作家「才神時雄」をフィーチャーした、バラエティ仕立てのドラマとなっている。

メディア[編集]

  • 2019年10月23日にアミューズソフトよりBlu-ray及びDVDが発売された[7]
  • 2022年3月19日に12:55から15:00まで南海放送で地上波初放送された[8]

脚注[編集]

外部リンク[編集]