スタークルーズ

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Star Cruises
企業形態 公開(ゲンティン香港)
SEHK: 678
SGX: S21
業種 旅客輸送
設立 1993
本拠所在地 香港
代表者等 Tan Sri
Lim Kok Thay (CEO)
ウェブサイト StarCruises.com

スタークルーズ(Star cruises)は、香港のゲンティン香港が運営するクルーズブランド

シンガポールをベースに東アジアから東南アジア各地で、4日間前後のクルーズを中心にしている。それ以外のアメリカ・ヨーロッパを中心とする世界各地のエリアは傘下のノルウェージャン・クルーズライン(NCL)が担当している。

概要[編集]

東南アジアを主な活動エリアにしているクルーズ客船会社。創業は1993年と新しいが、非欧米系のオペレーターで初めてメガシップを建造したり、2000年にはノルウェージャン・クルーズライン(NCL)を買収するなど急成長を遂げ、業界再編などによって世界第3位にランクされることになった。

実際にはマレーシアでカジノホテルを経営しているゲンティン・グループの傘下企業で香港のゲンティン香港(Genting Hong Kong)が運営している。1993年にStar Cruises Limitedとして設立された後、1999年11月10日にGenting Hong Kong Limitedに社名変更した。ゲンティン香港はスタークルーズ、ノルウェージャン・クルーズラインのクルーズ事業を核に、マニラでカジノリゾート「リゾートワールドマニラ」(Resorts World Manila)を運営している。

サービス[編集]

これまでのクルーズでは常識とされてきたテーブル指定制など、「様々な制約のなかで楽しむ」という伝統的で保守的な考え方を一変し、もっと自由にもっと気軽に楽しめる新しいクルージングのスタイルである「フリースタイル・クルージング」を提唱している。例えば、“好きな時に、好きな人と、好きな物を、好きなテーブルで”楽しむことのできるフリースタイル・ダイニングやノーチップ制の導入など。

本格的な客船を気軽な料金(1泊1万円程度から)と日程(1泊から)で体験出来ることで人気。アジアンホスピタリティー溢れるサービスは肩肘の張らないカジュアルな内容で、クルーズ初心者でも楽しめると評判。

クルーズ代金には、基本的な食事代やエンターテイメント費が含まれている(飲み物は有料)。その他、有料レストランでは和食やフランス料理などワンランク上の楽しみ方も可能。また、クルーズラインとしては珍しく貸切スペースが豊富で、企業・職場旅行や修学旅行などの団体旅行でのパーティーやイベントなどへの対応も可能。

日本から比較的アクセスしやすいシンガポールや香港起点の定期航路では、日本人乗務員が乗務している(一部の客船を除く)。また船内では各種イベントやエンターテイメントのスケジュール、レストランの情報などクルーズを満喫するための情報が満載の船内新聞(スターナビゲーター)やレストランのメニューをはじめ様々な情報を日本語で得ることも可能。

寄港地では日本語のショアエクスカーション(寄港地観光のオプショナルツアー)も設定されており、外国の客船クルーズ会社の中でも日本人乗客に向けたサービスの充実度が高いクルーズラインである。

船隊[編集]

スーパースターリブラ・石垣港・沖縄

まず、メガスターの二隻は「チャーターヨット」という位置づけで定期クルーズにつくことはない。ヴァーゴとジェミニはシンガポールを拠点にしての運航で、ヴァーゴはタイ国境まで北上する3泊とポート・クラン(クアラルンプールの外港)まで行く2泊の繰り返し(まとめて5泊で販売されている)のコース、ジェミニは一週間からそれ以上の長期のコースについている。

パイシスは香港ベースのワンナイト、リブラは2006年秋まではマルタをベースにしたヨーロッパクルーズ、冬以降はムンバイをベースにしたインドクルーズについていた。

創業当初は中古船(ジェミナイ)やフェリーからの改造船(パイシス)などでやりくりしていたが、ヴァーゴの姉妹船であるスーパースター・レオを建造するなど拡大路線を辿り、9万トンクラスの船の投入によってジェミナイやパイシスなどは一掃されるものだと思われていた。事実、パイシスの僚船であったスター・アクエリアスは売却されている。しかし、NCLを買収したことによってスタークルーズ用に建造されたメガシップがNCLに配船されることとなりジェミナイやパイシスなども残ることになった。レオもノルウェージャン・スピリットと名を代えて移籍した。

2007年にNCLの「ノルウェージャンウィンド」を「スーパースター・アクエリアス」としてスタークルーズに移籍、現在15万トンクラスの船籍を2隻造船中。船名の命名基準はスーパースター・メガスター・スター+黄道十二星座である。

現在の客船[編集]

就航 スタークルーズとしての運行開始年 最終更新年 総トン 拠点 備考 画像
スター・パイシス 1990 1994–現在 2011 40,012トン 香港 以前はカリプソ
Star pisces 20051227.jpg
スーパースター・ヴァーゴ 1999 1999–現在 2012 75,338トン シンガポール
SuperStar Virgo Thailand.jpg
スーパースター・リブラ 1988 2005–現在 N/A 42,275トン ペナン 以前はノルウェージャン・シー
SuperStar Libra 1.jpg
スーパースター・アクエリアス 1993 2007–現在 2011 51,309トン 三亜市 -
11/2012 - 02/2013
以前はノルウェージャン・ウインド
HK TST Ocean Terminal Star Cruises SuperStar Aquarius 2.JPG
スーパースター・ジェミナイ 1992 2012–現在 2012 50,764トン 以前はノルウェージャン・ドリーム
Norwegian Dream1.jpg

以前の客船[編集]

客船 就航 スタークルーズとしての運行 総トン 2012年の状況 画像
スーパースター・レオ 1998 1998–2004 75,338 GT ノルウェージャン・クルーズラインノルウェージャン・スピリット
Norwegian Spirit.jpg
スター・アクエリアス 1988 1993–2001 40,012 GT DFDSパール・オブ・スカンジナビア
Pearl of Scandinavia.jpg
スーパースター・ジェミナイ 1992 1995–2009 19,093 GT 現在はジェミニ。運行停止中。
Gemini in Stavanger 2293.jpg
スーパースター・カプリコーン 1973 1997–1998
2001–2004
21,891 GT Fred. Olsen Cruise LinesBoudicca
Boudicca Travemünde 2006.jpg
スーパースター・サジテリアス 1972 1998 16,607 GT オリエンタル・ドラゴン
Omar III Exterior.jpg
スーパースター・ヨーロッパ
スーパースター・アリエス
1980 1998–2004
スーパースター・ヨーロッパ - (1999–2000)
スーパースター・アリエス - (2000–2004)
37,301 GT サガ・クルーズサガ・サファイア
Saga Sapphire 15 May 2012 Port of Tallinn.JPG
スーパースター・タウラス 1980 2000–2001 15,179 GT ルイス・クルーズラインクリスタル
MS Cristal.jpg
スーパースター・リブラ 2001 運行せず 91,740 GT ノルウェージャン・クルーズラインノルウェージャン・スター
Norwegian Star - Cabo San Lucas - 2006.jpg
スーパースター・スコーピオ 2002 運行せず 92,250 GT ノルウェージャン・クルーズラインノルウェージャン・ドーン
Norwegian Dawn at Lower Manhattan.jpg
メガスター・サジテリアス 2000 1988–1997
2000–2001
4,200 GT クルーズ・ウエストスピリット・オブ・オーシャナス N/A
メガスター・カプリコーン 1991 2000 4,280 GT ヘブリディーン・アイランド・クルーズヘブリディーン・スピリット N/A
メガスター・アリエス 1989 --- 3,341 GT チャーター船
Megastar Aries at Singapore (little and large).jpg
メガスター・タウラス 1989 --- 3,341 GT チャーター船 N/A

日本との関わり[編集]

神戸起点、長崎起点で朝鮮半島を回る定期クルーズを行っていたが、採算が取れなかったことから撤退している。また、台湾ベースで沖縄を巡るクルーズも行い、こちらは盛況であったが、台風などを理由に撤退している(琉球新報05/10/14)。ただし、沖縄タイムスの1月25日版によると6月にリブラを用いて再開されると報じられ、2007年7月から再開された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]