シルバー假面
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『シルバー假面』(シルバーかめん)は、2006年の実写特撮映画。実相寺昭雄監督ほか。1970年代の特撮ドラマ「シルバー仮面」のリメイク作品だが、主人公が女性に変えられている。
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[編集] 概要
1971年から1972年にかけて放映された特撮テレビドラマ『シルバー仮面』のリメイク作品。佐々木守の遺稿を元に、実相寺昭雄ら昭和版のスタッフが再結集して製作を手がけている。2006年に劇場公開され、2007年に全3話(第壱話-はなやしき-、第弐話-於母影-、第参話-鋼鉄のマリア-)のDVDシリーズとして発売された。ジェネオンエンタテインメント初の自社製作による実写特撮作品である。
以下のように、時代設定やキャラクター設定を大幅に変更してリニューアルされている。
- 時代設定:1970年代(旧) → 大正9年(新)
- 名称:シルバー仮面(旧) → シルバー假面(新)
- 主人公の名前、性別、年齢:春日光二(20代の日本人男性)(旧) → ザビーネ(18歳の日独混血の女性)(新)
[編集] ストーリー
1920年(大正9年)の東京で、不可思議な美女連続殺人事件が次々と発生していた。諜報機関からこれらの事件捜査の密命を受けた陸軍大尉・本郷義昭は、友人の平井太郎(後に小説家・江戸川乱歩として有名になる)と共に浅草のダンテ劇場を調査中に、ザビーネという日独ハーフの美女と出会うが、そこで邪悪なクモ型宇宙人が本郷に襲いかかる。しかしザビーネは「ニーベルンゲンの指輪」で銀色の超人・シルバー假面に変身し、宇宙人を撃退した。
ザビーネは本郷達に、自分がドイツ人の母・エリスと文豪・森鴎外の間に生まれたこと、悲しい過去を背負い、まだ見ぬ父を探して、はるばるドイツからやってきたことを語る。また彼女が変身に用いるその指輪は人類を壊滅させるほどの底知れぬ力を持つといわれている。
魑魅魍魎としたこの帝都で、銀色の美しき女戦士と若きエリート軍人、そしてカリガリ博士及びその配下の怪物や宇宙人、更に鋼鉄のアンドロイドとの戦いの火蓋が、今切って落とされた。
[編集] キャスト
- 本郷義昭陸軍大尉:渡辺大
- ザビーネ / シルバー假面:ニーナ(内田仁菜)
- 少女時代のザビーネ:渡邊エリー
- ザビーネの母エリス:Adeyto Rex Angeli
- 平井太郎(のちの江戸川乱歩):水橋研二
- カリガリ博士:石橋蓮司
- 明瀬総督:嶋田久作
- 敷島教授:ひし美ゆり子
- 森鴎外(ザビーネの父):伊藤昌一
- 小金井:堀内正美
- 弁士:寺田農
- シルバー假面(スーツアクトレス):MiWa
[編集] スタッフ
- 総監修:実相寺昭雄
- 企画協力:桜井浩子
- 原案:佐々木守、実相寺昭雄
- 監督:実相寺昭雄 (第壱話) 、北浦嗣巳 (第弐話) 、服部光則 (第参話)
- 脚本:中野貴雄 (第壱話、第参話) 小林雄次 (第弐話)
- キャラクターデザイン:池谷仙克
- 美術監督:池谷仙克
- 造型:原口智生
- コスチューム制作:竹田団吾
[編集] その他
第壱話「はなやしき」において、ヒロインと敵役が戦う場面が急に場面転換して舞台にたって戦う演出がみられる。視聴者はそれを劇場画面や DVD が映し出すテレビモニター等でみることになるが、舞台につきものの観客席も映し出され、多くの観客がそこにいるという演出もある。これは、1997年テレビ本放送の『ウルトラマンティガ』37話 -花-(監督:実相寺昭雄、客演:原知佐子)における「ヒーロー(ティガ)と敵役(マノン星人)」、1998年テレビ本放送の『ウルトラマンダイナ』38話 -怪獣戯曲-(監督:実相寺昭雄、客演:堀内正美)の舞台と非常に似通っているシーンである。実際に -花- においてはティガとマノン星人が(歌舞伎のような)舞台で戦っているところを、他の防衛(戦闘)隊員たちが観客席で観ているというプロットがあったらしいが諸事情でそれは不可能となった。このシルバー假面においては当時あたためられていた実相寺ワールドがいかんなく展開されていることになる。
[編集] 関連項目
- 森鴎外がドイツ留学時代の体験を元に書いた小説でヒロインの名がエリス。

