シリアカヒヨドリ

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シリアカヒヨドリ
Red-vented Bulbul (Pycnonotus cafer) feeding at Kapok (Ceiba pentandra) at Kolkata I IMG 2535.jpg
シリアカヒヨドリ Pycnonotus cafer
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: ヒヨドリ科 Pycnonotidae
: シロガシラ属 Pycnonotus
: シリアカヒヨドリ P. cafer
学名
Pycnonotus cafer
(Linnaeus, 1766)
シノニム

Molpastes cafer
Molpastes haemorrhous
Pycnonotus pygaeus

和名
シリアカヒヨドリ
英名
en:Red-vented Bulbul

シリアカヒヨドリ(尻赤鵯、Pycnonotus cafer)は、スズメ目ヒヨドリ科シロガシラ属に分類される鳥。

分布[編集]

パキスタンインドネパール中国南部、バングラデシュブータンミャンマータイ北部を原産地とする[2]

太平洋諸島(ハワイフィジーなど)と東アラブ(クウェートカタールなど)に外来種として定着している[2]

形態[編集]

全長19-20cm。

雌雄同色。全体的に暗茶色で、頭部とくちばしは黒色、虹彩は茶色。尻と下尾筒が赤色になるのが特徴。黒い冠羽がある。

生態[編集]

二次林、果樹園、都市部の公園に生息し、比較的よく観察できる。

雑食性で果実や花の蜜、種子、花弁、昆虫などを食べる[3]

低木などにお椀状の巣をつくるが、市街地では植木鉢やバスの荷物棚といった人工物までも利用する[2]。繁殖は多い時には年4回行われる。雌が抱卵する。

外来種問題[編集]

海外の定着地域では農作物に被害を与えており、世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている[2]

日本への導入記録は今のところないが、定着した場合は在来種の鳥類(ヒヨドリなど)と競争することが危惧されるため、外来生物法によって要注意外来生物に指定されている[2]

Sibley分類体系上の位置[編集]

シブリー・アールキスト鳥類分類

参考文献[編集]

  1. ^ BirdLife International (2009年). Pycnonotus cafer. 2008 IUCN Red List of Threatened Species. IUCN 2008. 2009年11月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著) 『決定版 日本の外来生物』 平凡社2008年4月21日ISBN 978-4-582-54241-7
  3. ^ シリアカヒヨドリ 国立環境研究所 侵入生物DB