シュヴァルツヴェルダー・シンケン

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スライスしたシュヴァルツヴェルター・シンケン

シュヴァルツヴェルダー・シンケンドイツ語:Schwarzwälder Schinken、英語:Black Forest ham、黒い森のハム)は、ドイツシュヴァルツヴァルト地方で作られる多様な豚肉の燻製ハムである。ハムにはもしくはイノシシの臀部および太腿の肉が使われる。

シュヴァルツヴェルダー・シンケンはヨーロッパにおいて燻製ハムのベストセラーである[1]欧州連合原産地名称保護制度に基き、どんなものであれEUで「シュヴァルツヴェルダー・シンケン」として販売するためには、ドイツのシュヴァルツヴァルト地方で作られた物でなければならない。しかし、非EU諸国おいては原産地名称保護制度による規制が及ばないため、特にアメリカカナダにおいて多様な品質の商業生産されたハムが「シュヴァルツヴェルダー・シンケン (Black Forest ham)」として市場に出回り、販売されている。

生産[編集]

シュヴァルツヴェルダー・シンケンの生産には3ヶ月かかる[1][2]。生のハムを塩漬けにし、ニンニクコリアンダーコショウジュニパーベリーおよびその他のスパイスで風味付けをする。十分に熟成させた後塩やスパイスを取り除き、そこからさらに2週間塩漬けにする[2]。その後、25度で数週間冷燻し、その間にハムは赤い色になる[2]

特徴[編集]

シュヴァルツヴェルダー・シンケンは非常にはっきりとした味をしており、ドイツ料理において一般的に用いられる。例えば生でパン果物に乗せたり、料理の材料として使われる。ドイツでは、シュヴァルツヴェルダー・シンケンは1キログラムおよそ14ユーロで販売されている[3]

出典[編集]

  1. ^ a b The Association of the Black Forest Ham Manufacturers”. 2011年2月2日閲覧。
  2. ^ a b c The production of Schwarzwälder Schinken Black Forest Ham”. 2011年2月2日閲覧。
  3. ^ Reichenbach Butcher”. 2011年2月2日閲覧。

外部リンク[編集]