シェルドレイクの仮説

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シェルドレイクの仮説(シェルドレイクのかせつ)とは、イギリスの元ケンブリッジ大学フェロー、生物学者のルパート・シェルドレイク(en:Rupert Sheldrake)が唱えた仮説である。形態形成場仮説モルフォジェネティク・フィールド仮説とも言う。

目次

[編集] 概要

この仮説は以下のような内容からなる:

  1. あらゆるシステムの形態は過去に存在した同じような形態の影響を受けて、過去と同じような形態を継承する(時間的相関関係)。
  2. 離れた場所に起こった一方の出来事が、他方の出来事に影響する。(空間的相関関係)
  3. 形態のみならず、行動パターンも共鳴する。
  4. これらは「形の場」による「形の共鳴」と呼ばれるプロセスによって起こる。

簡単に言えば「直接的な接触が無くても、ある人や物に起きたことが他の人や物に伝播する」とする仮説である。

シェルドレイクは生化学において博士号を取得した英国王立協会会員であり、アメリカのPBSテレビは「現在もっとも注目すべき6人の科学者」の1人に挙げた。

この仮説を肯定する人々もいる。だが、「事実上、超常現象超能力に科学的と見える説明を与えるようなもので、疑似科学の1つ」と否定的な見解を示す人もいる[誰?]

また、シェルドレイクは記憶や経験は脳ではなく、種ごとサーバーのような場所に保存されており、脳は単なる受信機に過ぎず、記憶喪失の回復が起こるのもこれで説明が付くという仮説も提唱している。

[編集] 公開実験

1983年8月31日、イギリスのテレビ局テームズ・テレビによってシェルドレイクの仮説を調査する公開実験が行われた。一種のだまし絵を2つ用意し、一方の解答は公開しないものとし、もう一方の解答はテレビによって視聴者200万人に公開する。

テレビ公開の前に、2つの絵を約1000人にテストする。テレビ公開の後におなじように別の約800人にテストをする。いずれも、この番組が放映されない遠隔地に住む住人を対象とした。

その結果、テレビ公開されなかった問題の正解率は放映前9.2%に対し放映後10.0%であり、もう一方のテレビ公開された問題は放映前3.9%に対し放映後6.8%となったという。これにより『公開されなかった問題では正解率は余り変化しなかったが、公開された問題は大幅に正解率が上昇した』とされた。

この公開実験によって、シェルドレイクの仮説は多くの人々に知られるところとなった。

[編集] ペットはなぜ飼い主の帰りがわかるのか

日本テレビで放映されたシェルドレイクの仮説の実験(2000年11月11日)。「世界を変える7つの実験」のひとつ。飼い主とペットの双方をカメラで追跡。仕事の関係で帰宅時間が不規則であるが、飼い主が帰宅を開始すると、ペットが玄関に移動して出迎えるなどの様子を放映した。

[編集] 参考文献

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

  • Rupert Sheldrake Online - 提唱者シェルドレイクの公式サイト(ブラウザによっては閲覧不能)
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