コヴェント・ガーデン駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コヴェント・ガーデン駅
Covent Garden Station
コヴェント・ガーデン駅の位置(Central London内)
コヴェント・ガーデン駅
コヴェント・ガーデン駅
セントラル・ロンドンの地図上でのコヴェント・ガーデン駅の位置
所在地

41 Long Acre
London WC2E 9JT

北緯51度30分47秒 西経0度07分27秒 / 北緯51.51306度 西経0.12417度 / 51.51306; -0.12417
行政区 ウェストミンスター特別区
運営 ロンドン地下鉄
路線 ピカデリー線
駅構造 地下駅
ホーム数 2
ゾーン [[ロンドン・運賃ゾーン1の駅一覧|1]]
地下鉄年間乗降員数
2005 15.518百万人
2007 12.742百万人[1]
歴史
1907年 (1907) 開業
WGS84 北緯51度30分47秒 西経0度07分27秒 / 北緯51.513028度 西経0.12425度 / 51.513028; -0.12425座標: 北緯51度30分47秒 西経0度07分27秒 / 北緯51.513028度 西経0.12425度 / 51.513028; -0.12425
テンプレートを表示

コヴェント・ガーデン駅 (コヴェント・ガーデンえき、英語: Covent Garden Station)はロンドン中心部コヴェント・ガーデンにあるロンドン地下鉄鉄道駅である。ピカデリー線の列車が発着し、レスター・スクウェア駅ホルボーン駅の間に位置する。駅への出入口はLong AcreとJames Streetの交差点にある。トラベルカード・ゾーンは1。周辺にはファッションブランドの旗艦店、劇場、レストランが建ち並び、週末には大変混雑する駅である。

概要[編集]

コヴェント・ガーデン駅は1907年4月11日、グレート・ノーザン・ピカデリー・アンド・ブロンプトン鉄道の駅として、この路線の他の駅から4ヵ月遅れで開業した。現在のコヴェント・ガーデン駅はロンドン都心部の駅としてはエスカレーターを使用せず、リフト階段のみでプラットホームまでアクセスする数少ない駅の一つである。このアクセス方法を取る駅としてはもっとも混雑している駅でもある。このような方式のため、2000年代前半までコヴェント・ガーデンが最も混雑する土曜日の午後には降車のみの駅となり、混雑を制限していた。しかし、リフトの改修を経て、このような制限は現在原則として実施されていない。改修された4つのリフトは乗客に地上からプラットホーム付近まで直接的なアクセスを提供するが、リフトの降り口からプラットホームまで階段がありバリアフリーではない。また緊急用に螺旋階段もあるが、とても狭く、角度も急で、すれ違うのも大変なほどである。

レスター・スクウェア駅とコヴェント・ガーデン駅との間はたった260メートルしかなく、これはロンドン地下鉄の駅間距離としては最小である[2]。またホルボーン駅までも500メートル程度なので、これらの駅周辺にコヴェント・ガーデンから移動したい場合は、地下鉄をつかわず歩いた方が早い。この最小距離間、レスター・スクウェア駅からコヴェント・ガーデン駅までを通常の乗車券で乗車すると4ポンド必要である (2009年4月現在。片道チケットを現金で購入した場合)。これを1マイルあたりに換算すると24.84ポンドとなり、興味深いことに高級列車として知られるベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレスの運賃よりも1マイルあたりでは高額となる[3]

近隣[編集]

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Multi-year station entry-and-exit figures” (XLS). London Underground station passenger usage data. ロンドン交通局 (2014年). 2015年3月31日閲覧。
  2. ^ Transport for London Key Facts http://www.tfl.gov.uk/corporate/modesoftransport/londonunderground/1608.aspx
  3. ^ Orient Express: London-Paris-Venice aboard the Venice Simplon-Orient-Express luxury train http://www.orient-express.com/web/vsoe/journeys/3_939.jsp

外部リンク[編集]