キャント・バイ・ア・スリル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
キャント・バイ・ア・スリル
Can't Buy A Thrill
スティーリー・ダンスタジオ・アルバム
リリース 1972年10月
録音 1972年
ジャンル ロック
時間 4039
レーベル ABCレコード
プロデュース ゲイリー・カッツ
専門評論家によるレビュー
スティーリー・ダン 年表
キャント・バイ・ア・スリル
(1972年)
エクスタシー
(1973年)
キャント・バイ・ア・スリル 収録の シングル
  1. 「ドゥ・イット・アゲイン」
    リリース:1972年11月
  2. 「リーリン・イン・ジ・イヤーズ」
    リリース:1973年3月
テンプレートを表示

キャント・バイ・ア・スリル』(Can't Buy A Thrill)は、アメリカ合衆国ロックバンドスティーリー・ダンのファーストアルバム1972年ABCレコードよりリリースされた。

このアルバムは、ヒットチャートで最高17位まで上昇し、プラチナ・ディスクを獲得した。

収録曲のうち「ドゥ・イット・アゲイン」と「リーリン・イン・ジ・イヤーズ」が、シングルチャートでそれぞれ6位、11位に入賞している。

『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、240位にランクイン[1]

概要[編集]

アルバム・タイトルの Can't Buy A Thrill は、ボブ・ディランの歌It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train to Cry(『追憶のハイウェイ 61』収録)の歌詞から抜粋されたもの。
2チャンネルのノーマル・ステレオ盤と、4チャンネルステレオ・ミックスの2種類がリリースされた。2つのミックスの間には、「リーリン・イン・ジ・イヤーズ」の間奏のリードギター・パートなどいくつかの大きな差がある。

アルバムカバーは、通りで客を待つ売春婦の写真をコラージュしたもの。これはアルバムタイトルに引っかけて選ばれたイメージだが、スペインでは発売禁止になり、バンドの演奏スナップに差し替えられた。
ウォルター・ベッカードナルド・フェイゲンは、1976年発表のアルバム『幻想の摩天楼』(ビルが怪物の姿になっているアルバム・カバーのデザイン)再リリースの際、そのライナーノーツで、「(『キャント・バイ・ア・スリル』以外で)1970年代における最も恐ろしいアルバムカバー」とそれを評した。

収録曲[編集]

全作曲: Walter BeckerとDonald Fagen。

# タイトル 時間
1. 「ドゥ・イット・アゲイン」 (Do It Again) 5:56
2. 「ダーティ・ワーク」 (Dirty Work) 3:08
3. 「キングス」 (Kings) 3:45
4. 「ミッドナイト・クルーザー」 (Midnight Cruiser) 4:08
5. 「オンリー・ア・フール」 (Only a Fool Would Say That) 2:57
6. 「リーリン・イン・ジ・イヤーズ」 (Reelin' in the Years) 4:37
7. 「ファイア・イン・ザ・ホール」 (Fire in the Hole) 3:28
8. 「ブルックリン」 (Brooklyn (Owes the Charmer Under Me)) 4:21
9. 「チェンジ・オブ・ザ・ガード」 (Change of the Guard) 3:39
10. 「ハートビート・オーバー・アゲイン」 (Turn That Heartbeat Over Again) 4:58
合計時間:
40:39

収録メンバー[編集]

スティーリー・ダンメンバー[編集]

スタジオ・ミュージシャン[編集]

  • ヴィクター・フェルドマン - パーカッション
  • エリオット・ランドール - ギター
  • ジェローム・リチャードソン - テナーサクソフォーン
  • スヌーキー・ヤング - フリューゲルホルン
  • ヴェネッタ・フィールズ - バックグラウンドボーカル
  • クライディ・キング - バックグラウンドボーカル
  • シャーリー・マシューズ - バックグラウンドボーカル

製作[編集]

  • プロデューサー:ゲイリー・カッツ
  • エンジニア:ロジャー・ニコルズ

脚注[編集]

  1. ^ 500 Greatest Albums of All Time: Steely Dan, 'Can't Buy a Thrill' | Rolling Stone

外部リンク[編集]