イギリス総選挙

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イギリス議会議事堂(ビッグ・ベン

イギリス庶民院総選挙(―しょみんいんそうせんきょ)とはイギリス庶民院議員を選ぶための総選挙である。

概要[編集]

古くから議会制民主主義を採用している先進国の総選挙として、イギリスの政治的影響力として注目されている。

普通選挙は男子には1918年から、女子には1928年から認められている。1715年7年法(Septennial Act 1911年議会法で第7章修正)によれば議員の任期は5年であるが、イギリスの慣習法からなる不文憲法に基づき、首相の助言で女王が議会解散を宣言し、任期満了前に解散がなされることが通常である。

この解散の実質的な決定権は首相にあるが、戦後は任期4年程度を目安に選挙が行われることが多く、ゆるやかな慣行として定着している。与党が多数派を形成している場合、4年以内に与党主導で解散を打つことは少ない。総選挙実施の公示も女王の名で行われる。

過去のイギリス庶民院総選挙[編集]

イギリスの選挙制度は単純小選挙区制である。

過去の英国庶民院総選挙(1945年以降)
議席配分
1945年 労働党393議席・保守党197議席・自由党12・自由党国民政府派11議席・諸派27議席
1950年 労働党315議席・保守党282議席・自由党国民政府派16議席・自由党9議席・諸派3議席
1951年 保守党302議席・労働党295議席・自由党国民政府派19議席・自由党6議席・諸派3議席
1955年 保守党345議席・労働党277議席・自由党6議席・諸派2議席
1959年 保守党365議席・労働党258議席・自由党6議席・諸派1議席
1964年 労働党317議席・保守党304議席・自由党9議席
1966年 労働党364議席・保守党253議席・自由党12議席・諸派1議席
1970年 保守党330議席・労働党288議席・自由党6議席・諸派6議席
1974年(2月) 労働党301議席・保守党297議席・自由党14議席・諸派22議席
1974年(10月) 労働党319議席・保守党277議席・自由党13議席・諸派26議席
1979年 保守党339議席・労働党269議席・自由党11議席・諸派16議席
1983年 保守党397議席・労働党209議席・“自由党/社民党”同盟23議席・諸派21議席
1987年 保守党375議席・労働党229議席・“自由党/社民党”同盟22議席・諸派24議席
1992年 保守党336議席・労働党271議席・自由民主党20議席・諸派24議席
1997年 労働党418議席・保守党165議席・自由民主党46議席・諸派30議席
2001年 労働党413議席・保守党166議席・自由民主党52議席・諸派30議席
2005年 労働党356議席・保守党198議席・自由民主党62議席・諸派23議席
2010年 保守党307議席・労働党258議席・自由民主党57議席・諸派28議席

参考資料[編集]

関連項目[編集]