高峯一愚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高峯 一愚
人物情報
生誕 (1906-04-16) 1906年4月16日
日本の旗 日本 富山県氷見市
死没 2005年1月18日(2005-01-18)(98歳)
日本の旗 日本 東京都品川区
出身校 東京帝国大学
学問
研究分野 哲学(西洋哲学)
研究機関 台北高等学校旧・東京都立大学帝京大学
テンプレートを表示

高峯 一愚(たかみね いちぐ、1906年4月16日[1] - 2005年1月18日)は、日本哲学者西洋哲学研究・翻訳者。東京都立大学名誉教授。

経歴[編集]

1906年、富山県氷見市生まれ。1930年、東京帝国大学文学部哲学科を卒業。台北高等学校教授となった。

太平洋戦争後は日本に戻り、旧・東京都立大学教授となった。1970年に東京都立大学を定年退官し、名誉教授となった。その後は帝京大学教授。2005年1月18日多臓器不全のため品川区の病院で死去した。

研究内容・業績[編集]

著作[編集]

著書[編集]

  • 『カント講義』論創社
  • 『断思断想 カント研究余滴』論創社
  • 『カント純粋理性批判入門』論創社
  • 『カント実践理性批判解説』論創社
  • 『カント判断力批判注釈』論創社
  • 『哲学』学術図書出版社(監修)
  • 『哲学十二講』三和書房
  • 『近代哲学の構造』三和書房
  • 『近代における人間の自覚』理想社
  • 『法・道徳・倫理 ヘーゲルの法哲学について』理想社
  • 『自由の歴史』塙書房

翻訳[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『現代物故者事典2003~2005』(日外アソシエーツ、2006年)p.352