青春の旋風〜リトル・ヒーロー三四郎
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バウ・ミュージカル[1][2]『青春の旋風〜リトル・ヒーロー三四郎』(せいしゅんのかぜ リトル・ヒーローさんしろう)は、宝塚歌劇団月組[1][2]が上演したミュージカル作品である。2幕[2]。
1987年9月22日から10月4日に宝塚バウホール[1][2]で上演された。
69期生の若央りさ(現在宝塚歌劇団振付スタッフ)のバウホール初主演作品、また当時研一(入団1年目)であった天海祐希が準主役級の配役に大抜擢された作品となった。
あらすじ
[編集]柔道家を夢見る少年・三四郎の父はハワイで道場を営んでいた。ところがある日、シカゴのやくざに父を殺されてしまう。その敵を討つため恋人を残して、禁酒法時代のシカゴにたどりつく。
一方、シカゴでは不良少年グループのリーダー・レイモンドが盲目の恋人・アニーの開眼手術費用の為に密造酒を作り、少年院に入れられてしまう。
三四郎はアニーを助けた事から悪徳刑事のわなにはまり少年院に入れられるが…。
少年3人が織りなす、友情と恋の青春コメディー。
主な配役
[編集]- 橘三四郎[1](一本気な武道家志望の17歳[要出典]):若央りさ
- レイモンド・ホレシカ[1](不良少年グループのリーダー[要出典]):久世星佳
- ラッキー・マクドナルド[1](通称「ジゴロのマック」、17歳[要出典]):轟悠
- ブーン(三四郎の旧友[要出典]):天海祐希
- ルイーズ[1](本作品のヒロイン的存在[要出典]):檀ひとみ
- アニー[1](レイモンドの恋人[要出典]):蘭玲花
- ケティー[1]:果林いずみ
- テリー・ゴードン[1]:未沙のえる
- ゴメス[1]:大和なつ希
- オハラ[1]:いつき吟夏
- 橘五郎左衛門[1]:真代朋奈
- ロイド船長[1]:波音みちる
スタッフ
[編集]- 作・演出:石田昌也[1]
- 作曲・編曲:寺田瀧雄[1]・西村耕次[1]
- 振付:中川久美[1]
- タップ指導:宅原浩一[1]
- 装置:大橋泰弘[1]
- 衣装:任田幾英[1]
- 照明:今井直次[1]
- 制作:田中拓助[1]
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。