福島富士男
福島 富士男(ふくしま ふじお、1951年 - )は、日本のアフリカ文学研究者、首都大学東京教授。
経歴[編集]
宮崎市生まれ。一橋大学卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。國學院大學助教授、都立大学助教授を経て、首都大学東京基礎教育センター教授。
南アフリカやジンバブエを中心とする英語、ショナ語などの現代文学、アフリカの民話、口承文芸を専攻する。ナディン・ゴーディマーの翻訳が多い。
著書[編集]
- アフリカ文学読みはじめ スリーエーネットワーク 1999.3(アフリカ文学叢書 別巻)
翻訳[編集]
- 骨たち チェンジェライ・ホーヴェ 講談社 1990.5
- ブルジョワ世界の終わりに ナディン・ゴーディマ スリーエーネットワーク 1994.10(アフリカ文学叢書)
- 影たち チェンジェライ・ホーヴェ スリーエーネットワーク 1994.11(アフリカ文学叢書)
- 愚者たち ジャブロ・ンデベレ 村田靖子共訳 スリーエーネットワーク 1995.10(アフリカ文学叢書)
- バーガーの娘 ナディン・ゴーディマ みすず書房 1996.7
- ナイジェリアの獄中から 「処刑」されたオゴニ人作家、最後の手記 ケン・サロ=ウィワ スリーエーネットワーク 1996.11
- この道を行く人なしに ナディン・ゴーディマ みすず書房 2001.2
- いつか月曜日に、きっと ナディン・ゴーディマ みすず書房 2005.4