神戸市立太閤の湯殿館
神戸市立太閤の湯殿館（こうべしりつたいこうのゆどのかん）は、六甲山北麓の有馬温泉郷の極楽寺境内にある博物館施設。
概要[編集]
阪神・淡路大震災で倒壊した極楽寺庫裏の下から豊臣秀吉の「湯山御殿（ゆのやまごてん）」の一部とみられる安土桃山時代の風呂の遺構が発見された[1]。この湯山御殿の「湯ぶね庭園」の保存と公開を目的に1999年（平成11年）開設された。
館内には蒸し風呂、岩風呂、庭園の遺構を展示してあるほか、桃山時代をイメージした展示室には茶器や瓦などの出土品、秀吉と有馬温泉の歴史文化に関する資料が展示されている。
施設[編集]
- 庭園 - 地下1mに埋設保存している庭園遺構の真上に復元したもの。
- 岩風呂遺構
- 蒸し風呂遺構
- 展示室
-
玄関側外観 -
手前は帯曲輪と隅櫓跡、奥は極楽寺本堂 -
岩風呂遺構 -
蒸し風呂遺構
文化財[編集]
神戸市指定史跡[編集]
- 伝豊太閤湯山御殿跡 - 安土桃山時代。豊臣秀吉築造。湯ぶね庭園と蒸し風呂と岩風呂の遺構、焼き物や瓦等の出土品。
所在地[編集]
交通アクセス[編集]
- 神戸電鉄 有馬温泉駅 徒歩8分
- 六甲有馬ロープウェー 有馬駅 徒歩10分
周辺情報[編集]
脚注[編集]
- ^ “新兵庫史を歩く 湯のまちの伝説をたどる”. NHK神戸放送局. 2019年11月25日閲覧。
外部リンク[編集]
- 神戸市 有馬温泉の館 神戸公式観光サイト
- 有馬ナビ 「太閤の湯殿館」と秀吉の愛した有馬温泉
座標: 北緯34度47分44.6秒 東経135度14分55秒 / 北緯34.795722度 東経135.24861度
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