六甲有馬ロープウェー
六甲有馬ロープウェー(ろっこうありまロープウェー) は、兵庫県神戸市の六甲山と有馬温泉を結ぶロープウェーである。神戸すまいまちづくり公社が運営している。かつては全長が約5km有る日本一長いロープウェーであったが、現在は表六甲線 (2.3km) が営業休止になり裏六甲線 (2.8km) のみで運行されている。
裏六甲線 設備概要[編集]
- 傾斜こう長 - 2764.20m
- 最大高低差 - 441.30m
- 最大径間長 - 627.2m
- 支柱数 - 7基
- ゴンドラ定員 - 61人×2台
- 主原動機 - 200kW直流電動機
- 省エネシステム - 回生ブレーキおよび大型蓄電装置[1]
- 運転速度 - 5m/s
- 所要時間 - 12分
沿革[編集]
- 1969年(昭和44年):六甲有馬ロープウェー株式会社設立。
- 1970年(昭和45年)
- 7月 裏六甲線の営業を開始。
- 8月 表六甲線の営業を開始。
- 1972年(昭和47年)4月:神戸市都市整備公社が事業を承継。
- 1973年(昭和48年):山上駅を表六甲駅に、カンツリー駅を六甲山頂カンツリー駅に改称。
- 1995年(平成7年)
- 2004年(平成16年)12月19日:表六甲線を休止。六甲山頂カンツリー駅を六甲山頂駅に、有馬駅を有馬温泉駅に改称。
- 2013年(平成25年)1月1日:神戸市都市整備公社が神戸すまいまちづくり公社に社名変更。
- 2014年(平成26年)3月1日:回生電力を活用した日本初の省エネシステムを導入し営業再開[1]。
ゴンドラ[編集]
2011年(平成23年)現在裏六甲線で使用されているゴンドラは、1993年(平成5年)に武庫川車両と日本ケーブルで製造されたものである。車番は5と6で、5は「もみじ」・6は「こぶし」の愛称がある。塗色は「もみじ」が黄色と青のツートンカラーで、「こぶし」がオレンジと青のツートンカラーである。
表六甲線については大阪車輌工業と安全索道で製造されたものであるが、裏六甲線よりも新しく1999年(平成11年)製である。ただ、表六甲線は2004年(平成16年)に休止となったため稼動していたのは5年程度しかなかった。
なお、2018年(平成30年)5月1日現在でも表六甲線のゴンドラは現存している。
駅一覧[編集]
裏六甲線[編集]
| 駅名 | 接続路線 | 所在地 | |
|---|---|---|---|
| 六甲山頂駅 | 表六甲線(休止中) | 兵庫県 | 神戸市灘区 |
| 有馬温泉駅 | 神戸市北区 | ||
六甲有馬ロープウェーの有馬温泉駅と神戸電鉄有馬線有馬温泉駅間は隣接していない。表六甲線の休止と同時に、六甲山頂カンツリー駅は「六甲山頂駅」に、有馬駅は「有馬温泉駅」に改称された。
表六甲線(休止中)[編集]
| 駅名 | 接続路線 | 所在地 |
|---|---|---|
| 表六甲駅 | 六甲山観光:六甲ケーブル(六甲山上駅) | 兵庫県神戸市灘区 |
| 天狗岩駅 | ||
| 六甲山頂カンツリー駅 (現・六甲山頂駅) |
裏六甲線 |
マイカー客の増加でピーク時に比べて利用者数が半減したことや、老朽設備の更新に要する費用の問題などの理由から、2004年(平成16年)12月19日をもって休止された[2]。なお、同日より六甲山上循環バス(現・六甲山上バス)が六甲山頂駅まで路線を延伸している。
表六甲線は天狗岩駅で曲がるため表六甲駅 - 天狗岩駅と天狗岩駅から六甲山頂カンツリー駅間(現・六甲山頂駅)に路線がわかれており一つの路線に搬器が2台ずつ計4台ある。しかし曳索はつながっているため両路線とも一緒に動く珍しい仕組みになっていた。
脚注[編集]
- ^ a b 六甲有馬ロープウェー再開 日本初、回生電力を活用 - 神戸新聞NEXT(神戸新聞)、2014年2月28日付
- ^ 「こうべ」この一年(平成16年の主な出来事) - 神戸市広報課
関連項目[編集]
- 六甲摩耶鉄道六甲ケーブル線
- 神戸すまいまちづくり公社摩耶ケーブル線
- 摩耶ロープウェー
- 神戸布引ロープウェイ(旧・新神戸ロープウェイ)
- 日本の鉄道路線一覧
- 紅葉谷 (六甲山)
外部リンク[編集]
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