矢田部吉彦

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やたべ よしひこ

矢田部 吉彦
生誕 1966年
フランス・パリ
職業 映画祭プログラマー、映画パーソナリティ、映画プロデューサー、司会者
著名な実績 東京国際映画祭2002-2020
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矢田部 吉彦(やたべ よしひこ、1966年 - )は、日本映画祭プログラマー映画パーソナリティ司会者映画プロデューサー

人物・来歴[編集]

  • 1966年フランス生まれ。
  • 1972年~77年をスイスのジュネーヴとオーストリアのウィーンで過ごす。
  • 暁星中学校・高等学校早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。
  • INSEAD にてMBA取得。
  • 銀行勤務、英仏駐在・留学を経て映画業界へ転職。
  • 映画配給・宣伝を手がける一方、ドキュメンタリー映画のプロデュース、フランス映画祭の運営などに携る。
  • 2002年から東京国際映画祭にスタッフとして参加[1]。その後、上映作品の選定を行う作品部の統括を担当。同時に「日本映画・ある視点」(第17~25回)、「日本映画スプラッシュ」(第26回~)部門のプログラミング・ディレクターも務める。
  • 2007年より東京国際映画祭コンペティションのディレクターに就任[2]
  • 2016年から毎日映画コンクールの作品部門 選考委員を務める。
  • 父はEC日本政府代表部特命全権大使の矢田部厚彦。父方の祖父は駐タイ特命全権公使の矢田部保吉。母方の祖父は農商務官僚で参議院議員の梶原茂嘉矢田部和彦(パリ第7大学助教授)は兄。

映画祭・映画賞での活動[編集]

(第15回2002年~ スタッフ)
(第17回2004年~ 作品部の統括を担当。日本映画・ある視点部門(第26回に日本映画スプラッシュ部門に変更)プログラミング・ディレクター)
(第20回2007年~ コンペティション部門プログラミング・ディレクターを兼任
(第33回2020年  シニアプログラマー、作品選定コミッティーメンバー)

プロデュース作品[編集]

出演作品[編集]

出演番組[編集]

連載[編集]

執筆[編集]

その他[編集]

  • アート作品だけでなく、プログラムピクチャー、ジャンル映画も同様に楽しむ側面もある。
  • 映画Tシャツコレクションが趣味で、東京国際映画祭情報配信番組TIFF Studioでは、毎回別のシャツを披露していた。
  • 2014年かねてから立川談修のもとで稽古を重ねていた「道灌」で落語家デビューを飾る。芸名はおさむ家吉吉。
  • 高校時代は競技スキーに打ち込んでいた。
  • トライアスロンも何度か大会に参加実績がある。
  • かくし芸でウクレレを披露することも。

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 【ゲスト講義】矢田部吉彦氏(東京国際映画祭シニア・プログラマー)”. 多摩美術大学芸術学科 (2020年9月25日). 2021年6月9日閲覧。
  2. ^ NETWORK, シブヤ大学 | SHIBUYA UNIVERSITY. “矢田部 吉彦”. シブヤ大学 | SHIBUYA UNIVERSITY NETWORK. 2021年6月9日閲覧。