田村貞雄

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田村 貞雄(たむら さだお、1937年8月21日 - 2020年3月10日)は、日本歴史学者、日本史研究者、静岡大学名誉教授

来歴[編集]

山口県徳山市(現・周南市)出身。1960年東京教育大学文学部史学科卒、1967年同大学院博士課程満期退学

後、北海道教育大学釧路分校講師、69年助教授、1974年静岡大学教養部助教授、1978年教授、情報学部教授。2001年定年退官、名誉教授[1]

2020年3月10日、82歳で死去[2]

近代史が専門。明治六年政変をめぐって毛利敏彦が提起した西郷隆盛征韓論者ではなかったとする説を批判し、毛利と激しく論争した。

著書[編集]

  • 『殖産興業』教育社歴史新書 1977
  • 地租改正と資本主義論争』吉川弘文館 1981
  • 『日本史をみなおす 地域から撃つ国家の幻想』青木書店 1986
  • 『ええじゃないか始まる』青木書店 1987
  • 『新編日本史をみなおす 1 (地域と文化)』青木書店 1996
  • 『新編日本史をみなおす 2 (戦争と近代)』青木書店 1997
  • 秋葉信仰の新研究』岩田書院、2014 

共編著[編集]

参考[編集]

[編集]

  1. ^ 『現代日本人名録』
  2. ^ 日本歴史」2020年11月号 p.123

外部リンク[編集]