生田紗代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
生田 紗代
(いくた さよ)
誕生 (1981-08-13) 1981年8月13日(42歳)
日本の旗 群馬県
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 明治学院大学法学部卒業
活動期間 2003年 -
ジャンル 青春小説
デビュー作 『オアシス』(2003年)
テンプレートを表示

生田 紗代(いくた さよ[1]1981年8月13日[2] - )は、日本小説家群馬県生まれ[3]明治学院大学法学部卒業[2][3]

経歴[編集]

2003年平成15年)、大学4年のときに「オアシス」で第40回文藝賞を受賞する(同時受賞は、羽田圭介「黒冷水」、伏見憲明「魔女の息子」)[4][5]。主に青春小説を発表している[6]純文学にとどまらず、大衆小説も発表するなど、活躍の場を広げている。

作品リスト[編集]

単行本[編集]

  • 『オアシス』2003年河出書房新社2006年、河出文庫
    • 初出:『文藝』2003年冬号
  • 『タイムカプセル』(2004年、河出書房新社)
    • 初出:『文藝』2004年夏号
  • 『まぼろし』(2005年新潮社
    • 十八階ビジョン(『新潮』2004年12月号)
    • まぼろし(『新潮』2005年6月号)
  • 『ぬかるみに注意』(2009年講談社ISBN 9784062152303
    • ぬかるみに注意(『群像』2005年3月号)
    • カノジョの飴
    • 浮いたり沈んだり(『群像』2005年5月号)
    • 魔女の仕事(「彼女の見る夢」を改題、『群像』2006年9月号)
  • 『たとえば、世界が無数にあるとして』(2007年11月、扶桑社、ISBN 9784594055370
    • ハビタブル・ゾーン(『en-taxi』vol.14、2006年夏)
    • 靴の下の墓標(『en-taxi』vol.15、2006年秋) 
    • ホーさんのアザラシ(『en-taxi』vol.16、2007年冬)
    • さよならジョリス(『en-taxi』vol.18、2007年夏)
  • 『それいゆ』(2010年3月、角川書店ISBN 9784048740463
    • 初出: 『小説 野性時代』2009年(以下同年)1号通巻62号・3号通巻64号・5号通巻66号・7号通巻68号・9号通巻70号

小説集収録作品[編集]

単行本未収録作品[編集]

  • なすがままに(『すばる』2005年12月号)
  • 雲をつくる(『すばる』2006年2月号)
  • 浮かぶしるし(『すばる』2007年1月号)
  • 私の娘(『en-taxi』vol.13、2006年春)

エッセイ[編集]

  • 複雑怪奇な少女の魂(『小説 野性時代』2008年10号通巻59号)

脚注[編集]

  1. ^ 生田 紗代|著者|河出書房新社
  2. ^ a b オアシス : 生田紗代/著 - セブンネットショッピング
  3. ^ a b それいゆ/生田紗代/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
  4. ^ それいゆ / 生田 紗代【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
  5. ^ 文藝|文藝賞受賞作|河出書房新社
  6. ^ 楽天ブックス: たとえば、世界が無数にあるとして - 生田紗代 - 4594055370 : 本