「北海道小樽潮陵高等学校」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
33行目: 33行目:
*[[ラグビー]]部は年度によっては人数が集まらず7人制中心となるが、全国大会出場歴あり。
*[[ラグビー]]部は年度によっては人数が集まらず7人制中心となるが、全国大会出場歴あり。
*また、[[ボート]]部も旧制中学時代に全国制覇を成し遂げ、現在もなお北海道屈指の強豪として知られる。
*また、[[ボート]]部も旧制中学時代に全国制覇を成し遂げ、現在もなお北海道屈指の強豪として知られる。
*硬式[[野球]]部は2004年に春季全道大会で準優勝を果たした。決勝の相手は同年夏の甲子園を制した[[駒澤大学附属苫小牧高等学校|駒大苫小牧]]。
*硬式[[野球]]部は2004年に春季全道大会で進出を果たした。決勝は同年夏の甲子園を制した[[駒澤大学附属苫小牧高等学校|駒大苫小牧]]に0-10で敗れ準優勝


== 潮陵言葉 ==
== 潮陵言葉 ==

2006年11月1日 (水) 08:54時点における版

北海道小樽潮陵高等学校(ほっかいどうおたるちょうりょうこうとうがっこう)は、北海道小樽市潮見台2丁目1番1号にある公立(道立)の高等学校

沿革

特色

全日制普通科と定時制普通科から成る。 北海道内では北海道函館中部高等学校(旧函館中)、北海道札幌南高等学校(旧札幌一中)に次いで設立された旧制小樽中を前身とし、歴史的には北海道を代表する公立高等学校である。自由な校風が特徴。1972年より制服制度は廃止され標準服となる。略称は「潮陵(ちょうりょう)」。

著名な出身者

部活動

2006年10月現在18の運動部、11の文化部、4の外局、7の同好会が活動。

  • ラグビー部は年度によっては人数が集まらず7人制中心となるが、全国大会出場歴あり。
  • また、ボート部も旧制中学時代に全国制覇を成し遂げ、現在もなお北海道屈指の強豪として知られる。
  • 硬式野球部は2004年に春季全道大会で決勝進出を果たした。決勝では同年夏の甲子園を制した駒大苫小牧に0-10で敗れ準優勝。

潮陵言葉

小樽潮陵高校には、生徒や先生の間で使われる「潮陵言葉」と呼ばれる単語が存在する。また、これらの単語の中には、小樽市内の近隣の高校でも「潮陵からの外来語」として同様に使われている単語もある。

  • ヨイチャー(死語だが、使うこともある)

小樽市に隣接する後志管内余市町からの通学生の愛称。最も認知度の高い潮陵言葉のひとつ。同様の愛称で、札幌市に近い小樽市銭函からの通学生をゼニバー(またはゼニーバ)と、古平町からの遠征登校者を「ふるびりあん」、倶知安出身者を「くっちゃろん」と呼ぶことがある。しかし、最近では使わなくなっている。

潮陵ジャージ

入学年度別に、赤・青・緑の3色がある。赤はややくすんだ小豆色。青・緑はほぼ原色に近く、特に緑はその独特の存在感から新入生の間でしばしば話題にのぼる。尚、その色から緑はカエルスーツ、赤はあずジャー、青はドラえもんと呼ばれることもある。潮陵ジャージを卒業後も愛着をもって使いつづける卒業生も少なくない。青・緑は時代遅れ感が漂い、それを着て通学する者はほとんどいないが、赤についてはそれを着て通学する者がいる。

潮陵体操

体育の授業で取り上げられる潮陵オリジナルの体操で、軽快なピアノの伴奏がある。逆立ち(倒立前転)を伴う箇所も見られ、「ラジオ体操」より難易度が高い。ただし、最近は倒立前転の代わりに前転でも可としたりするなど、難度の低下もみられる。

潮陵祭

7月の第3週の週末あたりに開催される。期間は3日間で、準備期間も含め、潮陵祭期間中は潮陵全体が活気に満ちあふれる。期間中はたいてい各組オリジナルのTシャツや潮陵祭オリジナルTシャツを着ていることが多い。最終日の後夜祭では、校庭の中央に設置された大型キャンプファイヤーへの点火方法は色々と工夫が凝らされている。日没後に打ちあげられる花火が祭りの終わりを告げ感動と共に切なさがこみ上げる。

暁鐘

高校のシンボルともいえる屋上の鐘。登下校時に鳴り、PTA広報の名称にも使われている。校歌の1番の歌詞にも登場する。

記念館

校舎に隣接して資料を展示する記念館が設けられている。茶色のレンガと八角形の平面が印象的な建物で、演劇部の稽古場として使われたり、軽音部やクラシックのミニコンサートが催されたことがある。

購買

「幻のメロンパン」なるものが入荷される事がある。本来は本州向けに出荷されるメロンパンらしく、購買に入荷する事自体がまれ。最近発売されたのは、「コロッケ」、「焼きそば」。前日パンも売られていて、値段が格安なために人気。 「チキンエッグパン」はチキン側から食べるかタマゴ側から食べるかその日の気分によって決める。昼休みではすでに売り切れ。多くの人にとっては2限目後の中休みが勝負の時となる。

天文台

校内の階段を上ると、最上階の突き当たりの壁にハシゴがあり、天井に小さなハッチがついている箇所がある。しばしば生徒の間で謎のハシゴと呼ばれていたが、これは屋上に設けられた天文台の入口で、地学部が天体観測などに使っていた。

関連項目

外部リンク