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2021年6月10日 (木) 10:05時点における版

ブーム・オーバーチュアは、アメリカ合衆国のブーム・テクノロジー（Boom Technology）によって 2030 年に導入が計画され、Mach 2.2 (1,300 kn; 2,300 km/h) 4,500 nmi (8,300 km) での飛行が提案された 55 人乗りの超音速旅客機である^[1]^[2]。ブーム・テクノロジーは、500 の飛行可能なルートがあれば、ビジネスクラス運賃の超音速旅客機 1,000 機の市場が生まれる可能性があると主張している。 2017 年 12 月までに 76 件の受注が集まった^[3]。デルタ翼構成 (コンコルドと同様) ^[4]が計画されているが、複合材料で構築されている。、 3 つのドライ (非アフターバーナー) 15,000–20,000 lbf (67–89 kN)ターボファンエンジンを採用している。

市場

1 日あたり 500 のルートが実行可能とされている。

マッハ 2.2 の海上での飛行時間はニューヨーク市とロンドン間は 3 時間 15 分、マイアミとチリのサンティアゴは 3 時間 48 分。サンフランシスコと東京間で 5 時間 30 分、ロサンゼルスとシドニーは 6 時間 45 分が予定されているが、 4,500 nmi (8,300 km)の範囲で太平洋を横断するフライトでは、途中で給油が必要になる。

ブームテクノロジーのCEO は「2035年までに 1,000 機の超音速旅客機の市場が存在する可能性がある」と述べている^[1]。

ブームテクノロジーは 2016 年の時点で目標価格を 2 億米ドルに設定している。（オプションとインテリアを除いた値引き前の価格）

ブームテクノロジーは、すべての客席をビジネスクラスと仮定した場合のマイルあたりの運用コストは、亜音速ワイドボディ航空機よりも低いと主張している。 ^[5]

ブームテクノロジーの工場は、10 年間で 1,000 ～ 2,000 機の潜在的な航空機市場向けに、年間最大 100 機の航空機を組み立てることができる規模になるとしている。 ^[6]

ブームテクノロジーはニューヨークからロンドンへの往復で 5,000 ドルの運賃を目標としているが、コンコルドでの同じ運賃はインフレ調整済みで 20,000 ドルであり、就航当時はそれが唯一収益上有益なルートであった。 ^[7]同じ燃料燃焼により、とりわけ亜音速ビジネスクラスと同様の運賃が可能になるとしている ^[6]。サンフランシスコ-東京間やロサンゼルス-シドニー間などの長距離路線では、ビジネスクラス15席に加えて、フラットなファーストクラス30席を提案することができる^[8]。

2016 年 3 月、リチャード・ブランソンは、ヴァージン・グループが 10 機の発注オプションを保有しており、ヴァージン・ギャラクティックの子会社であるThe Spaceship Companyがジェット機の製造とテストを支援することを確認した^[9]。ヨーロッパの匿名の航空会社も 15 機のオプションを保持している。 2 件の取引の総額は 50 億ドルである^[10]。

2017 年のパリエアショーでは51機が追加発注され、76機を受注することになった ^[8] 。

2017 年 12 月、5 社の航空会社から 76 機のコミットメントのうち、日本航空が最大 20 機のジェット機を事前発注したことが確認された^[3]。ブーム・テクノロジーの CEO である Blake Scholl は、2,000 機の超音速ジェット機が 500 の都市を結び、ロンドンからニューヨークへの片道運賃で既存の亜音速ビジネスクラスと同じ2,000 ポンドを約束するとしている。 ^[11]

2021 年 6 月 3 日、ユナイテッド航空は、2029 年までに旅客便を開始する予定で、最大 50 機を購入する契約に署名したことを発表した。 ^[12]

開発

2016 年 3 月、ブーム・テクノロジーは、コンセプトドローイングと木製のモックアップを作成した。 ^[13] 2016 年 10 月には、デザインが155 ft (47 m)最大 50 人の乗客と 10 の追加の座席を収容するために、翼幅はわずかに増加し、 3 番目のエンジンが追加され、最大 180 分の迂回時間でETOPSの使用が可能になった^[14]。より高密度の構成で 55 人の乗客を乗せることが出来る。 ^[15] 2017 年の時点では、2023 年に導入が予定されていたが^[8] 2018 年 7 月までに、2025 年に延期された^[16]。当時、1,000以上の模擬風洞試験を受けていた。 ^[11]

他の一方で超音速輸送プロジェクトは、低ノイズのための巡航速度を取引している空港の騒音基準を維持しながら、ブームは、太平洋や大西洋を横断する航空各社の時刻表とフィットし、高い利用率を可能にするために、ステージ4亜音速長距離航空機に類似する、マッハ2.2クルーズを実現したい考えである。構成は、2019 年末から 2020 年初頭に、エンジンの選択、サプライチェーン、生産サイトでの発売に向けて準備される予定であった。

オーバーチュアとそのエンジンの開発と認証には 60 億ドルの費用がかかり、シリーズ C の投資家が必要である。 B ラウンドでは、主要なマイルストーンを達成するために十分な資金が調達された。市場を証明するためにオーダーブックを成長させる。エンジン、航空構造、アビオニクスの主要サプライヤーを採用。そして、多くの特別な条件と先例を伴って、認証プロセスをレイアウトする。 ^[17]

2019 年 6 月のパリエアショーで、ブレットショルは、6 機の航空機による 2 年間のテストキャンペーンの後、導入が 2023 年から 2025 年から 2027 年に延期されたことを発表した^[18]。

2020 年 9 月、ブームテクノロジーは、エアフォースワンとして使用可能なオーバーチュアを開発するために、米国空軍と契約したことを発表した^[19]。

2020 年 10 月 7 日、ブーム・テクノロジーは、2021 年にカリフォルニア州モハーベ航空宇宙港から初飛行する予定のXB-1 デモンストレーターを公開。 2021 年に風洞試験を開始し、2022 年に月 5 ～ 10 機の航空機を生産できる工場の建設を開始する予定である。ブーム・テクノロジーは2025 年に初号機を公開し、2029 年までに型式証明を達成することを目指していて、 ^[20] Blake Scholl の推定によると2030 年に就航可能としている。 ^[2]

設計

その翼の構成は、コンコルドの 75% スケールモデルのように設計された、従来のコンパウンドデルタ低超音速ドラッグである。SAI Quiet Supersonic Transport (QSST) のような低ソニックブーム、またはアエリオン AS2の層流超音速フローテクノロジーは使用していない。翼の縦横比が 1.5 と低いため、低速の抗力が高く、離陸時に航空機は高い推力を必要とする。ブームはまた、着陸時のノーズアップ姿勢にも対処する必要があった。 ^[4]機体のメンテナンスコストは、他の炭素繊維の旅客機と同様である必要がある^[1]。乾式エンジン、複合構造、および既存の技術に依拠することにより、コンコルドの 4 分の 1 のコストで稼働するとされている^[3] 55席の旅客機の重量は77,100 kg (170,000 ポンド）。 ^[7]170 ft (52 m)でなければならない。シートピッチは長さ60 ft (18 m)と広く、ファーストクラスの75 in (190 cm)人の 55 人を含む 45 人の乗客を収容できる^[21]。

FAA とICAOは、地上での超音速飛行を可能にするソニックブーム規格に取り組んでいる。 NASAは、コンコルドの105 PNLdBよりも低いPNLdBブームの一般の受け入れ可能性を評価するために、2021年に低ブーム飛行実証機を計画している。離陸時にボーイング 777-300ER のような現在の旅客機よりも大きな音を出すべきではないからである。 ^[22]超音速ジェット機は、FAA の離陸騒音規制を免除され、騒音を制限するよりも加速用に最適化されたより狭いエンジンを使用することで、燃料消費量を 20 ～ 30% 削減できる。 ^[3]。

2017年、ハネウェルとNASAは、陸路、その混乱を最小限に抑えるために、予測ソフトウェアとコックピットディスプレイソニックブーム示す途中を試験された^[21]。

エンジン

ブーム・テクノロジーは、コンコルドのロールスロイス/スネクマオリンパスとは異なり、アフターバーナーのない中程度のバイパスターボファンを使用したいと考えている。唯一の選択肢はジェット戦闘機のエンジンであり、民間航空に求められる燃費も信頼性もなかったことから2016年 (2016-November)現在^[update] 、わずか10台販売するためにこのようなエンジンを開発するエンジンメーカーは存在しなかった。

ブーム・テクノロジーは、高速ジェットエンジンの騒音と、最新のワイドボディ航空機と比較して、単位距離あたりおよび座席あたりの燃料消費量が 3 倍になる課題に対処する必要があった^[4]。国際クリーン輸送評議会は、オーバーチュアが亜音速のビジネスクラスの乗客の少なくとも 3 倍の燃料を消費すると見積もった^[23]。

上述のエンジンは、既存のターボファンエンジン設計の修正版になることを目的としているが、メンテナンスコストが高くなる^[1]。商用エンジンの派生型またはクリーンシート設計のいずれかとして、2018 年に選択される予定だった。輸出規制のため、軍用エンジンである可能性は低い。 ^[6]。

55 席の旅客機は、 15,000–20,000 lbf (67–89 kN)亜音速ジェットよりもメンテナンス間隔が短いアフターバーナーのないエンジン^[3]。

新しい低圧スプールを備えた既存の商用エンジンコアの開発は、クリーンシート設計よりも優先される。より大きな直径のファンは、より高い燃料燃焼とより低い航続距離のためにより高い巡航推力の要件があるものの、より高いバイパスとより低い離陸ノイズのために好まれる ^[22]。

ジェットエンジンの吸気圧縮には低圧コアが必要であり、既存の 3–4:1 バイパス比ターボファンの派生物は、離陸時の騒音と波の抗力の間の妥協点であり、優れた燃料効率である。 Lockheed Martin's Skunk Worksの Dave Richardson は、全体の圧力比が低い適切なエンジンが不足していると指摘した。 GE J79 、 GE YJ93 、 GE4 、 PW J58 、ロールス・ロイスオリンパスなどの 1950 年代から 1960 年代のエンジンの開発は、より高い効率が追求され、その後のより高温のコアの材料科学の進歩が長期の超音速耐久性に最適化されていないときに終了した。 PW JT8Dまたは GE J79 は、現在のエンジンよりも適していて、途方もない開発コストにより、新しい低バイパス比ターボファンの実現は困難を極めている ^[24]。

2020年7月、ブーム・テクノロジーはロールスロイスとエンジン開発で協業することで合意したと発表した。 ^[25]

仕様

Template:Aircraft specs

Template:Aircraft specs
人数: 45 passengers including 10 in first class or 55 with a 75 in (190 cm) seat pitch.
長さ: 170 ft (52 m)
翼幅: 60 ft (18 m)
最大離陸重量: 170,000^[7] lb (77,111 kg)
エンジン: 3 × Rolls-Royce medium-bypass turbofans without afterburners, 15,000–20,000^[3] lbf (67–89 kN) thrust each

性能

最高速度: Mach 2.2^[1]
航続距離: 4,500 nmi (5,200 mi, 8,300 km)
Balanced Field Length: 10,000 ft (3,048 m)^[26]

参考資料

外部リンク

公式ウェブサイト

[ATW170503-1] Aaron Karp (2017年5月3日). “Boom CEO sees market for 1,000 supersonic passenger jets by 2035”. Air Transport World (Aviation Week)

[ObjStand7oct2020-2] Jon Hersey (2020年10月7日). “Reinventing Flight: An Interview with Blake Scholl”. The Objective Standard

[Flight5dec2017-3] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f Stephen Trimble (2017年12月5日). “JAL invests heavily in supersonic Boom”. Flightglobal

[Leeham17nov2016-4] Bjorn Fehrm (2016年11月17日). “Will Boom succeed where Concorde failed?”. Leeham News

[FAQ-5] “What does the airplane cost?”. FAQ. Boom. Template:Cite webの呼び出しエラー：引数 accessdate は必須です。

[Flight13nov2017-6] Dominic Perry (2017年11月13日). “Boom Supersonic to pick engines in 2018”. Flightglobal

[Flight11nov2017-7] Stephen Trimble (2017年11月11日). “Boom to make a big noise at show about shortening long-haul travel”. Flightglobal

[Flight20June2017-8] Stephen Trimble (2017年6月20日). “Boom Aerospace unveils design for XB-1 demonstrator”. Flightglobal

[Fortune2016March-9] Kokalitcheva, Kia (2016年3月23日). “This Startup Is Developing Supersonic Planes for Virgin Group”. Fortune

[10] “Boom, the startup that wants to build supersonic planes, just signed a massive deal with Virgin”. TechCrunch (Oath Tech Network). (2016年3月23日)

[Independent23jul2018-11] Tom Batchelor (2018年7月23日). “Supersonic jets linking 'hundreds' of cities with ultra-fast flights will be 'affordable for all', plane maker insists.”. The Independent

[12] United Airlines [@United] (2021年6月3日). "We're the first U.S. airline to sign an agreement for @boomaero's 'Overture' airliners which are expected to be net-zero carbon and connect 500+ cities in nearly half the time. Taking off in 2029: boomsupersonic.com/united #BoomSupersonic". X（旧Twitter）より。 {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)

[13] Szondy (2016年3月22日). “Can Boom bring back supersonic flight without the astronomical price tag?”. Gizmodo. 2016年3月22日閲覧。

[AvWeek12oct2016-14] “Potential Mach 2.2 Airliner Market Pegged At $260 Billion”. Aviation Week. (2016年10月12日)

[AW161115-15] Guy Norris (2016年11月15日). “‘Baby Boom’ Supersonic Demonstrator Unveiled”. Aviation Week

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[AvWeek23jan2019-17] Graham Warwick (2019年1月23日). “Boom Advances Overture Supersonic Airliner As Demonstrator Takes Shape”. Aviation Week & Space Technology

[Flight19jun2019-18] Greg Waldron (2019年6月19日). “Boom XB-1 schedule slips, while JAL eyes Overture”. flightglobal

[19] Cook (2020年9月8日). “Boom Enters Supersonic Air Force One Race”. AVweb. 2020年9月14日閲覧。

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[AvWeek5dec2017-22] Guy Norris (2017年12月5日). “JAL Options Up to 20 Boom Supersonic Airliners”. Aviation Week & Space Technology

[23] "Reviving supersonic flight would likely have significant harmful environmental consequences, new analysis shows" (Press release). International Council on Clean Transportation. 17 July 2018.

[AvWeek10Jul2018-24] Guy Norris (2018年7月10日). “Boom Focuses On Derivative Engines For Supersonic Airliner Plan”. Aviation Week & Space Technology

[AVweb30July2020-25] O'Connor (2020年7月30日). “Boom, Rolls-Royce Partner On Supersonic Overture”. AVweb. 2020年7月30日閲覧。

[26] "Airliner". Boom Technology.

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-'''ブーム・オーバーチュア'''は、ブーム・テクノロジー（Boom Technology）によって 2030 年に導入が計画され、{{Cvt|2.2|Mach|60,000|kn km/h|-2}}   {{Cvt|4,500|nmi|km}} での飛行が提案された 55 人乗りの[[超音速輸送機|超音速旅客機]]である <ref name="ATW170503">{{Cite news|url=http://atwonline.com/technology/boom-ceo-sees-market-1000-supersonic-passenger-jets-2035|title=Boom CEO sees market for 1,000 supersonic passenger jets by 2035|date=May 3, 2017|last=Aaron Karp|newspaper=Air Transport World|publisher=Aviation Week}}</ref> 。 <ref name="ObjStand7oct2020">{{Cite news|url=https://theobjectivestandard.com/2020/10/reinventing-flight-an-interview-with-blake-scholl/|last=Jon Hersey|title=Reinventing Flight: An Interview with Blake Scholl|newspaper=[[The Objective Standard]]|date=October 7, 2020}}</ref>。
+'''ブーム・オーバーチュア'''は、[[アメリカ合衆国]]の[[Boom Technology|ブーム・テクノロジー（Boom Technology）]]によって 2030 年に導入が計画され、{{Cvt|2.2|Mach|60,000|kn km/h|-2}}   {{Cvt|4,500|nmi|km}} での飛行が提案された 55 人乗りの[[超音速輸送機|超音速旅客機]]である<ref name="ATW170503">{{Cite news|url=http://atwonline.com/technology/boom-ceo-sees-market-1000-supersonic-passenger-jets-2035|title=Boom CEO sees market for 1,000 supersonic passenger jets by 2035|date=May 3, 2017|last=Aaron Karp|newspaper=Air Transport World|publisher=Aviation Week}}</ref><ref name="ObjStand7oct2020">{{Cite news|url=https://theobjectivestandard.com/2020/10/reinventing-flight-an-interview-with-blake-scholl/|last=Jon Hersey|title=Reinventing Flight: An Interview with Blake Scholl|newspaper=[[The Objective Standard]]|date=October 7, 2020}}</ref>。
-ブーム・テクノロジーは、500 の実行可能なルートがあれば、[[ビジネスクラス]]運賃の超音速旅客機 1,000 機の市場が生まれる可能性があると主張している。  2017 年 12 月までに 76 件の受注が集まった<ref name="Flight5dec2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/analysis-jal-invests-heavily-in-supersonic-boom-443857/|title=JAL invests heavily in supersonic Boom|date=5 Dec 2017|last=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal}}</ref>デルタ翼構成 ([[コンコルド]]と同様) <ref name="Leeham17nov2016">{{Cite news|url=https://leehamnews.com/2016/11/17/will-boom-succeed-concorde-failed/|title=Will Boom succeed where Concorde failed?|newspaper=Leeham News|last=Bjorn Fehrm|date=November 17, 2016}}</ref>が計画されているが、[[複合材料]]で構築されている。 、 3 つのドライ (非[[アフターバーナー]]) {{Cvt|15,000|-|20,000|lbf|kN}}[[ターボファンエンジン]]を採用している。
+ブーム・テクノロジーは、500 の飛行可能なルートがあれば、[[ビジネスクラス]]運賃の超音速旅客機 1,000 機の市場が生まれる可能性があると主張している。  2017 年 12 月までに 76 件の受注が集まった<ref name="Flight5dec2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/analysis-jal-invests-heavily-in-supersonic-boom-443857/|title=JAL invests heavily in supersonic Boom|date=5 Dec 2017|last=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal}}</ref>。デルタ翼構成 ([[コンコルド]]と同様) <ref name="Leeham17nov2016">{{Cite news|url=https://leehamnews.com/2016/11/17/will-boom-succeed-concorde-failed/|title=Will Boom succeed where Concorde failed?|newspaper=Leeham News|last=Bjorn Fehrm|date=November 17, 2016}}</ref>が計画されているが、[[複合材料]]で構築されている。 、 3 つのドライ (非[[アフターバーナー]]) {{Cvt|15,000|-|20,000|lbf|kN}}[[ターボファンエンジン]]を採用している。
 == 市場 ==
 日あたり 500 のルートが実行可能とされている。
-マッハ 2.2 の水上での飛行時間は[[ニューヨーク市]]と[[ロンドン]]間は 3 時間 15 分、マイアミとチリのサンティアゴは 3 時間 48 分である。
+マッハ 2.2 の海上での飛行時間は[[ニューヨーク市]]と[[ロンドン]]間は 3 時間 15 分、[[マイアミ]]とチリのサンティアゴは 3 時間 48 分。サンフランシスコと東京間で 5 時間 30 分、ロサンゼルスとシドニーは 6 時間 45 分が予定されているが、
+{{Cvt|4,500|nmi|km}}の範囲で太平洋を横断するフライトでは、途中で給油が必要になる。
+ブームテクノロジーのCEO は「2035年までに 1,000 機の超音速旅客機の市場が存在する可能性がある」と述べている<ref name="ATW170503">{{Cite news|url=http://atwonline.com/technology/boom-ceo-sees-market-1000-supersonic-passenger-jets-2035|title=Boom CEO sees market for 1,000 supersonic passenger jets by 2035|date=May 3, 2017|last=Aaron Karp|newspaper=Air Transport World|publisher=Aviation Week}}</ref>。
-{{Cvt|4,500|nmi|km}}の範囲で太平洋を横断するフライトでは給油停止が必要になる。サンフランシスコと東京は 5 時間 30 分間隔で離陸する。ロサンゼルスとシドニーは 6 時間 45 分離れている。 2035 年までに 1,000 機の超音速旅客機の市場が存在する可能性がある。 <ref name="ATW170503">{{Cite news|url=http://atwonline.com/technology/boom-ceo-sees-market-1000-supersonic-passenger-jets-2035|title=Boom CEO sees market for 1,000 supersonic passenger jets by 2035|date=May 3, 2017|last=Aaron Karp|newspaper=Air Transport World|publisher=Aviation Week}}</ref>
 ブームテクノロジーは 2016 年の時点で目標価格を 2 億米ドルに設定している。（オプションとインテリアを除いた値引き前の価格）
-ブームテクノロジーは、ビジネスクラス座席と仮定して、マイルあたりの運用コストは、[[ワイドボディ機|亜音速ワイドボディ航空機]]よりも低いと主張している。 <ref name="FAQ">{{Cite web|url=https://boomsupersonic.com/contact#faq-section|title=What does the airplane cost?|website=FAQ|publisher=Boom}}</ref>
+ブームテクノロジーは、すべての客席をビジネスクラスと仮定した場合のマイルあたりの運用コストは、[[ワイドボディ機|亜音速ワイドボディ航空機]]よりも低いと主張している。 <ref name="FAQ">{{Cite web|url=https://boomsupersonic.com/contact#faq-section|title=What does the airplane cost?|website=FAQ|publisher=Boom}}</ref>
 ブームテクノロジーの工場は、10 年間で 1,000 ～ 2,000 機の潜在的な航空機市場向けに、年間最大 100 機の航空機を組み立てることができる規模になるとしている。 <ref name="Flight13nov2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/dubai-boom-supersonic-to-pick-engines-in-2018-443216/|title=Boom Supersonic to pick engines in 2018|date=13 Nov 2017|last=Dominic Perry|newspaper=Flightglobal}}</ref>
-ブームはニューヨークからロンドンへの往復で 5,000 ドルの運賃を目標としているが、コンコルドでの同じ運賃はインフレ調整済みで 20,000 ドルであり、就航当時はそれが唯一[[利潤|収益上有益な]]ルートであった。 <ref name="Flight11nov2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/dubai-boom-to-make-a-big-noise-at-show-about-shorte-442767/|title=Boom to make a big noise at show about shortening long-haul travel|date=11 Nov 2017|author=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal}}</ref>同じ燃料燃焼により、とりわけ[[ビジネスクラス|亜音速ビジネスクラス]]と同様の[[運賃]]が可能になるとしている <ref name="Flight13nov2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/dubai-boom-supersonic-to-pick-engines-in-2018-443216/|title=Boom Supersonic to pick engines in 2018|date=13 Nov 2017|last=Dominic Perry|newspaper=Flightglobal}}</ref>サンフランシスコ-東京間やロサンゼルス-シドニー間などの長距離路線では、ビジネスクラス15席に加えて、フラットなファーストクラス30席を提案することができる. <ref name="Flight20June2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/paris-boom-aerospace-unveils-design-for-xb-1-demons-438505/|last=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal|title=Boom Aerospace unveils design for XB-1 demonstrator|date=June 20, 2017}}</ref>。
+ブームテクノロジーはニューヨークからロンドンへの往復で 5,000 ドルの運賃を目標としているが、コンコルドでの同じ運賃はインフレ調整済みで 20,000 ドルであり、就航当時はそれが唯一[[利潤|収益上有益な]]ルートであった。 <ref name="Flight11nov2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/dubai-boom-to-make-a-big-noise-at-show-about-shorte-442767/|title=Boom to make a big noise at show about shortening long-haul travel|date=11 Nov 2017|author=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal}}</ref>同じ燃料燃焼により、とりわけ[[ビジネスクラス|亜音速ビジネスクラス]]と同様の[[運賃]]が可能になるとしている <ref name="Flight13nov2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/dubai-boom-supersonic-to-pick-engines-in-2018-443216/|title=Boom Supersonic to pick engines in 2018|date=13 Nov 2017|last=Dominic Perry|newspaper=Flightglobal}}</ref>。
+サンフランシスコ-東京間やロサンゼルス-シドニー間などの長距離路線では、ビジネスクラス15席に加えて、フラットなファーストクラス30席を提案することができる<ref name="Flight20June2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/paris-boom-aerospace-unveils-design-for-xb-1-demons-438505/|last=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal|title=Boom Aerospace unveils design for XB-1 demonstrator|date=June 20, 2017}}</ref>。
-年 3 月、 [[リチャード・ブランソン|Richard Branson]]は、 [[ヴァージン・グループ|Virgin Group]]が 10 機の発注オプションを保有しており、 [[ヴァージン・ギャラクティック|Virgin Galactic]]の子会社である[[スペースシップ・カンパニー|The Spaceship Company]]がジェット機の製造とテストを支援することを確認した。 <ref name="Fortune2016March">{{Cite news|url=http://fortune.com/2016/03/23/boom-supersonic-virgin-deal/|date=23 March 2016|title=This Startup Is Developing Supersonic Planes for Virgin Group|first=Kia|last=Kokalitcheva|publisher=[[Fortune (magazine)|Fortune]]}}</ref>ヨーロッパの匿名の航空会社も 15 機のオプションを保持している。 2 件の取引の総額は 50 億ドルである。 <ref>{{Cite news|url=https://techcrunch.com/2016/03/23/boom-the-startup-that-wants-to-build-supersonic-planes-just-signed-a-massive-deal-with-virgin/|title=Boom, the startup that wants to build supersonic planes, just signed a massive deal with Virgin|date=23 March 2016|publisher=[[Oath Tech Network]]|newspaper=TechCrunch}}</ref> 2017 年の[[パリ航空ショー|パリエアショー]]では51機が追加発注され、76機を受注することになった <ref name="Flight20June2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/paris-boom-aerospace-unveils-design-for-xb-1-demons-438505/|last=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal|title=Boom Aerospace unveils design for XB-1 demonstrator|date=June 20, 2017}}</ref> 。
+年 3 月、 [[リチャード・ブランソン]]は、 [[ヴァージン・グループ]]が 10 機の発注オプションを保有しており、 [[ヴァージン・ギャラクティック]]の子会社である[[スペースシップ・カンパニー|The Spaceship Company]]がジェット機の製造とテストを支援することを確認した<ref name="Fortune2016March">{{Cite news|url=http://fortune.com/2016/03/23/boom-supersonic-virgin-deal/|date=23 March 2016|title=This Startup Is Developing Supersonic Planes for Virgin Group|first=Kia|last=Kokalitcheva|publisher=[[Fortune (magazine)|Fortune]]}}</ref>。
+ヨーロッパの匿名の航空会社も 15 機のオプションを保持している。 2 件の取引の総額は 50 億ドルである<ref>{{Cite news|url=https://techcrunch.com/2016/03/23/boom-the-startup-that-wants-to-build-supersonic-planes-just-signed-a-massive-deal-with-virgin/|title=Boom, the startup that wants to build supersonic planes, just signed a massive deal with Virgin|date=23 March 2016|publisher=[[Oath Tech Network]]|newspaper=TechCrunch}}</ref>。
+年の[[パリ航空ショー|パリエアショー]]では51機が追加発注され、76機を受注することになった <ref name="Flight20June2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/paris-boom-aerospace-unveils-design-for-xb-1-demons-438505/|last=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal|title=Boom Aerospace unveils design for XB-1 demonstrator|date=June 20, 2017}}</ref> 。
 年 12 月、5 社の航空会社から 76 機のコミットメントのうち、[[日本航空]]が最大 20 機のジェット機を事前発注したことが確認された<ref name="Flight5dec2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/analysis-jal-invests-heavily-in-supersonic-boom-443857/|title=JAL invests heavily in supersonic Boom|date=5 Dec 2017|last=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal}}</ref>。
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 年 6 月のパリエアショーで、ブレット ショルは、6 機の航空機による 2 年間のテスト キャンペーンの後、導入が 2023 年から 2025 年から 2027 年に延期されたことを発表した<ref name="Flight19jun2019">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/paris-boom-xb-1-schedule-slips-while-jal-eyes-ove-459129/|title=Boom XB-1 schedule slips, while JAL eyes Overture|date=19 June 2019|last=Greg Waldron|newspaper=flightglobal}}</ref>。
-年 9 月、同社は、[[エアフォースワン]]として使用可能なオーバーチュアを開発するために、[[アメリカ空軍|米国空軍]]と契約したことを発表した<ref>{{Cite web|author=Cook|first=Marc|title=Boom Enters Supersonic Air Force One Race|url=https://www.avweb.com/aviation-news/boom-enters-supersonic-air-force-one-race/|website=AVweb|accessdate=14 September 2020|date=8 September 2020}}</ref>。
+年 9 月、ブームテクノロジーは、[[エアフォースワン]]として使用可能なオーバーチュアを開発するために、[[アメリカ空軍|米国空軍]]と契約したことを発表した<ref>{{Cite web|author=Cook|first=Marc|title=Boom Enters Supersonic Air Force One Race|url=https://www.avweb.com/aviation-news/boom-enters-supersonic-air-force-one-race/|website=AVweb|accessdate=14 September 2020|date=8 September 2020}}</ref>。
 年 10 月 7 日、ブーム・テクノロジーは、2021 年にカリフォルニア州[[モハーヴェ空港|モハーベ航空宇宙港]]から初飛行する予定の[[Boom XB-1|XB-1]] デモンストレーターを公開。 2021 年に風洞試験を開始し、2022 年に月 5 ～ 10 機の航空機を生産できる工場の建設を開始する予定である。ブーム・テクノロジーは2025 年に初号機を公開し、2029 年までに型式証明を達成することを目指していて、 <ref name="Flight7Oct2020">{{Cite news|last=Hemmerdinger|first=Jon|title=Boom rolls out XB-1 supersonic demonstrator, lays out Overture timeline|url=https://www.flightglobal.com/airframers/boom-rolls-out-xb-1-supersonic-demonstrator-lays-out-overture-timeline/140513.article|newspaper=Flight Global|date=October 7, 2020|language=en}}</ref> Blake Scholl の推定によると2030 年に就航可能としている。 <ref name="ObjStand7oct2020">{{Cite news|url=https://theobjectivestandard.com/2020/10/reinventing-flight-an-interview-with-blake-scholl/|last=Jon Hersey|title=Reinventing Flight: An Interview with Blake Scholl|newspaper=[[The Objective Standard]]|date=October 7, 2020}}</ref>
 == 設計 ==
-その翼の構成は、[[コンコルド]]の 75% スケール モデルのように設計された従来のコンパウンド デルタ低超音速ドラッグである。SAI Quiet Supersonic Transport (QSST) のような低[[ソニックブーム]]、または[[アエリオン AS2]]の層流超音速フロー テクノロジーは使用していない。[[アスペクト比 (航空工学)|翼の縦横比]]が 1.5 と低いため、低速の抗力が高く、離陸時に航空機は高い推力を必要とする。ブームはまた、着陸時のノーズアップ姿勢にも対処する必要があった。 <ref name="Leeham17nov2016">{{Cite news|url=https://leehamnews.com/2016/11/17/will-boom-succeed-concorde-failed/|title=Will Boom succeed where Concorde failed?|newspaper=Leeham News|last=Bjorn Fehrm|date=November 17, 2016}}</ref>[[機体]]のメンテナンスコストは、他の炭素繊維の旅客機と同様である必要がある<ref name="ATW170503">{{Cite news|url=http://atwonline.com/technology/boom-ceo-sees-market-1000-supersonic-passenger-jets-2035|title=Boom CEO sees market for 1,000 supersonic passenger jets by 2035|date=May 3, 2017|last=Aaron Karp|newspaper=Air Transport World|publisher=Aviation Week}}</ref>。乾式エンジン、[[複合材料|複合構造]]、および既存の技術に依拠することにより、コンコルドの 4 分の 1 のコストで稼働するとされている<ref name="Flight5dec2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/analysis-jal-invests-heavily-in-supersonic-boom-443857/|title=JAL invests heavily in supersonic Boom|date=5 Dec 2017|last=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal}}</ref> 55席の旅客機の重量は77,100&nbsp;kg (170,000&nbsp;ポンド）。 <ref name="Flight11nov2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/dubai-boom-to-make-a-big-noise-at-show-about-shorte-442767/|title=Boom to make a big noise at show about shortening long-haul travel|date=11 Nov 2017|author=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal}}</ref>{{Cvt|170|feet}}でなければならない。シートピッチは長さ{{Cvt|60|feet}}と広く、[[ファーストクラス]]の{{Cvt|75|in|cm}}人の 55 人を含む 45 人の乗客を収容できる<ref name="AIN5dec2017">{{Cite news|url=https://www.ainonline.com/aviation-news/air-transport/2017-12-05/boom-lands-japan-air-lines-major-investor-customer|title=Boom Lands Japan Air Lines as Major Investor, Customer|last=Sean Broderick|date=December 5, 2017|newspaper=AIN}}</ref>。
+その翼の構成は、[[コンコルド]]の 75% スケールモデルのように設計された、従来のコンパウンド デルタ低超音速ドラッグである。SAI Quiet Supersonic Transport (QSST) のような低[[ソニックブーム]]、または[[アエリオン AS2]]の層流超音速フローテクノロジーは使用していない。[[アスペクト比 (航空工学)|翼の縦横比]]が 1.5 と低いため、低速の抗力が高く、離陸時に航空機は高い推力を必要とする。ブームはまた、着陸時のノーズアップ姿勢にも対処する必要があった。 <ref name="Leeham17nov2016">{{Cite news|url=https://leehamnews.com/2016/11/17/will-boom-succeed-concorde-failed/|title=Will Boom succeed where Concorde failed?|newspaper=Leeham News|last=Bjorn Fehrm|date=November 17, 2016}}</ref>[[機体]]のメンテナンスコストは、他の炭素繊維の旅客機と同様である必要がある<ref name="ATW170503">{{Cite news|url=http://atwonline.com/technology/boom-ceo-sees-market-1000-supersonic-passenger-jets-2035|title=Boom CEO sees market for 1,000 supersonic passenger jets by 2035|date=May 3, 2017|last=Aaron Karp|newspaper=Air Transport World|publisher=Aviation Week}}</ref>。乾式エンジン、[[複合材料|複合構造]]、および既存の技術に依拠することにより、コンコルドの 4 分の 1 のコストで稼働するとされている<ref name="Flight5dec2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/analysis-jal-invests-heavily-in-supersonic-boom-443857/|title=JAL invests heavily in supersonic Boom|date=5 Dec 2017|last=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal}}</ref> 55席の旅客機の重量は77,100&nbsp;kg (170,000&nbsp;ポンド）。 <ref name="Flight11nov2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/dubai-boom-to-make-a-big-noise-at-show-about-shorte-442767/|title=Boom to make a big noise at show about shortening long-haul travel|date=11 Nov 2017|author=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal}}</ref>{{Cvt|170|feet}}でなければならない。シートピッチは長さ{{Cvt|60|feet}}と広く、[[ファーストクラス]]の{{Cvt|75|in|cm}}人の 55 人を含む 45 人の乗客を収容できる<ref name="AIN5dec2017">{{Cite news|url=https://www.ainonline.com/aviation-news/air-transport/2017-12-05/boom-lands-japan-air-lines-major-investor-customer|title=Boom Lands Japan Air Lines as Major Investor, Customer|last=Sean Broderick|date=December 5, 2017|newspaper=AIN}}</ref>。
 FAA と[[国際民間航空機関|ICAO]]は、地上での超音速飛行を可能にするソニックブーム規格に取り組んでいる。 [[アメリカ航空宇宙局|NASA]]は、コンコルドの105 PNLdBよりも低い{{abbr|[[EPNdB|PNLdB]]|perceived noise level decibel}}ブームの一般の受け入れ可能性を評価するために、2021年に[[X-59 (航空機)|低ブーム飛行実証機]]を計画している。離陸時に[[ボーイング777|ボーイング 777-300ER]] のような現在の旅客機よりも大きな音を出すべきではないからである。 <ref name="AvWeek5dec2017">{{Cite news|url=http://aviationweek.com/commercial-aviation/jal-options-20-boom-supersonic-airliners|title=JAL Options Up to 20 Boom Supersonic Airliners|date=Dec 5, 2017|last=Guy Norris|newspaper=Aviation Week & Space Technology}}</ref>超音速ジェット機は、FAA の離陸騒音規制を免除され、騒音を制限するよりも加速用に最適化されたより狭いエンジンを使用することで、燃料消費量を 20 ～ 30% 削減できる。 <ref name="Flight5dec2017">{{Cite news|url=https://www.flightglobal.com/news/articles/analysis-jal-invests-heavily-in-supersonic-boom-443857/|title=JAL invests heavily in supersonic Boom|date=5 Dec 2017|last=Stephen Trimble|newspaper=Flightglobal}}</ref>。
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 ブーム・テクノロジーは、高速ジェットエンジンの騒音と、 [[ワイドボディ機|最新のワイドボディ航空機]]と比較して、単位距離あたりおよび座席あたりの燃料消費量が 3 倍になる課題に対処する必要があった<ref name="Leeham17nov2016">{{Cite news|url=https://leehamnews.com/2016/11/17/will-boom-succeed-concorde-failed/|title=Will Boom succeed where Concorde failed?|newspaper=Leeham News|last=Bjorn Fehrm|date=November 17, 2016}}</ref>。
-国際クリーン輸送評議会は、オーバーチュアが亜音速のビジネスクラスの乗客の少なくとも 3 倍の燃料を消費すると見積もった。 <ref>{{Cite press release|title=Reviving supersonic flight would likely have significant harmful environmental consequences, new analysis shows|publisher=International Council on Clean Transportation|date=2018-07-17|url=https://www.theicct.org/news/reviving-supersonic-flight-significant-harmful-environmental-consequences}}</ref>
+国際クリーン輸送評議会は、オーバーチュアが亜音速のビジネスクラスの乗客の少なくとも 3 倍の燃料を消費すると見積もった<ref>{{Cite press release|title=Reviving supersonic flight would likely have significant harmful environmental consequences, new analysis shows|publisher=International Council on Clean Transportation|date=2018-07-17|url=https://www.theicct.org/news/reviving-supersonic-flight-significant-harmful-environmental-consequences}}</ref>。
 上述のエンジンは、既存の[[ターボファンエンジン]]設計の修正版になることを目的としているが、メンテナンスコストが高くなる<ref name="ATW170503">{{Cite news|url=http://atwonline.com/technology/boom-ceo-sees-market-1000-supersonic-passenger-jets-2035|title=Boom CEO sees market for 1,000 supersonic passenger jets by 2035|date=May 3, 2017|last=Aaron Karp|newspaper=Air Transport World|publisher=Aviation Week}}</ref>。

2021年6月10日 (木) 10:05時点における版

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関連項目

参考資料

外部リンク